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12月3日(木)

きのう作った筑前煮を妻のところに持っていった。

娘の話では、先に持っていた黒豆を、下の孫娘がいたく気に入ったらしく、大半をひとりで食べたらしい。

それとなく催促されたような気がしないでもないが、私には名誉な話なので、喜んで引き受けたのは言うまでもない。

来週中には、また黒豆煮を作って持っていくつもりだ。

片や、上の孫娘のほうは豆類が苦手で、今回の黒豆も一粒を口にしただけで、コメントもなかったという。

豆類が好きでない理由は「もさっとしているから」らしい。

だから、ジャガイモやナンキンも食べられない。

さて、「もさっと」なる日本語は、正式には学校では習わなかったと思う。

しかし、それでいて何となく私にも意味がわかるから不思議と言えば不思議だ。

”ぼんやり”とか”曖昧”とか、いずれにしても好印象の表現ではない。

外国の人に日本語を教えるボランティアをしている人から聞いたことがあるが、日本人が日常的に使っているオノマトペは、ネイティブでない人が日本語学習をする上では高いハードルになっている、と。

これが日本語を母国語とする人間だと、すんなりと理解できる。

「雨がしとしと降る」と「雨がザアザア降る」と聞けば、降雨量や風速などの客観的数値を言われなくても、そのときの様子は手にとるように体感できるものである。

カーペットを掃除する道具に、通称”コロコロ”がある。

使っていない人間でも、”コロコロ”ち言われれば何のことかはわかる。

調べてみると、正式な商品名は”粘着カーペットクリーナー”と呼ぶそうだが、おそらく99%の人には、”コロコロ”のほうが伝わりやすいのではないか。

これは理屈や論理の話ではなく、最終的には感性の問題に行き着くのだと思う。

小学2年生の孫娘がどのようにして「もさっと」の言葉を覚えたのか、そのプロセスに私は興味がある。



20201203.jpg
「もさっと」と「もっさりと」は意味が違うのだろうか

 
20 : 00 : 00 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(8) | page top↑
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コメント
もさっと 確かに、もさっととしか言いようがないですが、よくわかりますよね。
日本語は面白いです。
プチプチも緩衝材ですが、プチプチと言えば通じますしね。
by: みさと * 2020/12/03 20:58 * URL [ 編集] | page top↑
みさとさんへ
言葉の意味が正確にはわからないのですが、なぜかニュアンスはしっかりとこちらに伝わります。
プチプチも正式な商品名があるそうですが、一般的にはプチプチで何の不自由もなく使われております。
ところで、「もさっと」を英語で表現するとしたら、どんな言葉になるのでしょうか(笑)。
by: 声なき声 * 2020/12/03 21:02 * URL [ 編集] | page top↑
こんばんは♪

黒豆煮、おせち入り近そうですね!

コロコロが商標登録されていると知っていても
コロコロと呼んでしまいます。
by: きっちゃん♪ * 2020/12/03 21:43 * URL [ 編集] | page top↑
きっちゃん♪へ
おはようございます。
 
私の希望的観測では、次に黒豆煮を持っていったときに、「お正月のおせちの一品に加えたいから・・・・」の言葉が出てくることと見ています(笑)。
 
「コロコロ」のほうがむしろ言いやすいですし、第一、その言い方のほうが世の中では定着しています。
by: 声なき声 * 2020/12/04 02:12 * URL [ 編集] | page top↑
おはようございます
黒豆の おせち導入は
下のお孫さんのお陰で 決定しそうですが
筑前煮も ゴール近いですね。
主婦同様 キッチンに籠る年末になりそうな予感がします(笑)
奥様の声なき声さんへの評価が変わる事間違いないです。

外国の方に言わせると 日本語は難しいそうです。
感覚的な表現が多いからでしょうね。

「もさっと」は 説明は出来ませんが
感覚は分かりますね。
ジャガイモの「もさっ」は分かるのですが
黒豆は 「もさっ」でしょうか(笑)

オノマトペは昔から使われています。
ご飯を炊く時の火加減
「はじめチョロチョロ 中パッパ・・」ですから(笑)
今は 勝手に炊飯器が火の調整をしますから
知らない若者もいるでしょうね。

難しく思うのは「ペラペラ」です。
物が薄い事を表現しますが 
「ペラペラ 良くしゃべるね」等にも使います。
内容が無くて 軽い会話について 言ってるのだと思いますが
これを外国の方が理解するのは 困難でしょう。

孫のSちゃんも 飴を食べてると
「ガリガリして良い?」と聞きますが
これは 母親が言った言葉ですから そこから想像すると 
お孫さんが、「もさっと」と言われるのは
多分 母親から覚えたと思えます。
by: ヨンヨン * 2020/12/04 04:58 * URL [ 編集] | page top↑
ヨンヨンさんへ
おはようございます。
 
黒豆煮は、事実上のおせち内定ではないかと、私もそんな気がしています。
味がどうのこうのよりも、皺がないのが「絶賛」のポイントでしたし(汗)。
筑前煮のほうは全くの未知数です。
次に行ったときに確かめてみますが、ややドキドキ感があります。
 
黒豆の「もさっと」は私もよくわかりません。
もしかしたら、孫にとっては豆類はすべて「もさっと」感じられるのでしょうか。
 
「はじめチョロチョロ 中パッパ・・」は見事なまでに火加減のありようを悦明していると感心します。
温度を測るツールのない時代でも、このフレーズで火の強さを表現しているのですから、至高のマニュアルと称しても過言ではありません。
 
「ペラペラ」の言葉には軽薄さを笑うイメージが漂っています。
深みがなくて口先だけの話を嘲笑しているのではないでしょうか。
外国語に堪能な人を指して言うのは、半分は嫉妬もあるかと思われますが。
本当に外国の人には「ペラペラ」は理解できないと思います。
 
やはり母親から覚えた言葉なのでしょうか?
先月、家族でバーベキューに行ったとき、「基本、全部残さないで食べる」などど口にしたのですが、これなどは間違いなく母親のマネをしたのだと思います。
言葉だけではありませんが、子供はそうやって成長していくのでしょう。
by: 声なき声 * 2020/12/04 05:20 * URL [ 編集] | page top↑
俺も子供のころは黒豆はだめだったなあ。
正月にでてくるけど伊達巻とかしか食えなかった。
理由はもさっとしているのではなくて、地元でだされる味が苦手。
ようはまずいのです。
高級な食材をなんであんなにまずくできるのか不思議でした。
まだ納豆がでてきたほうが幸せなレベル。
by: てかと * 2020/12/04 18:39 * URL [ 編集] | page top↑
てかとさんへ
私は子供のときはおせちは苦手でしたが、しかしその中では黒豆は好きな部類でした。
あの甘さが魅力であったからです。
この年齢になると嫌いな食べ物がなくなってしまい、毎年、おせちの残りは私がきれいに片づける担当となっていますが(汗)。
 
下の孫娘も、やはり黒豆の甘さが気に入って喜んで食べているのでしょうか。
もとより納豆は大好きですので、豆類そのものが自分のレパートリーなのかもしれません。
2歳しか違わない姉妹なのに、こうも嗜好が異なっているのは面白いものです。
by: 声なき声 * 2020/12/04 18:59 * URL [ 編集] | page top↑

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昭和27年に生まれ、平成29年に職業生活をリタイヤ。 現在、北摂のマンションに在住。   

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