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5月5日(火)

『こどもの日』ということもあって、柏餅を買ってきた。

平穏な年であれば、街の至るところで子供向けのイベントが行われ、大人も童心に返る楽しみを味わえていたものだ。

今年はそんな空気は全くないが、せめて小道具だけでも『こどもの日』らしく飾りたいと考えたからである。

私の子供の時代から、柏餅は端午の節句には欠くことのできない必須アイテムであった。

わが家では鯉のぼりや五月人形にはついぞ縁がなかったが、柏餅が姿を見せない年なんて考えられなかったのである。

何日も前から、スーパーには柏餅とちまき(粽)が売り場の一角に並んでいた。

どちらかというと、例年、柏餅のシェアのほうが圧倒的にちまきを上回っている。

なぜ、世間では柏餅だけでなく、ちまきも共存しているのだろうかとの疑問がわいてきて、調べてみた。

意外なことが書かれていた。

本来は、ちまきこそ5月5日のメインのお菓子であった、という。

ずっと昔、中国から日本に伝わってきて定着していたが、江戸時代に柏餅が作られ、それが参勤交代によって日本各地に伝わっていったらしい。

驚いたことがある。

幾つかのサイトでは、「東日本は柏餅がメインで、西日本はちまきが一般的」と解説しているところがあったのである。

思わず、もう一度、読み直したほどであった。

大阪生まれで大阪育ちの私には、端午の節句といえば柏餅が真っ先に浮かんでくるほど、柏餅こそ標準だと思い込んでいた。

ちまきという和菓子があることは小さいときから聞いていたが、実際に食べたのはかなり後年になってからのことだ。

ス-パーでも、柏餅の横の余ったスペースを間借りするかのように遠慮がちに、ちまきが並んでいるではないか。。

なんでも、関西以西では柏の木が少なかったので、柏の葉を使うことができなかったから、柏餅が浸透するまで時間がかかったと伝えられている。

しかし、その後、柏以外の葉で代用したり、現代では外国から柏の葉だけを輸入するようになったので、柏餅の材料には事欠かなくなった。

結果的に、今は、少なくとも大阪では柏餅がスタンダードになっていると、私は信じて疑いもしなかった。

大きなカルチャーショックである。

この年齢になるまで考えたこともなかったが、『こどもの日』の柏餅のことだけに限っても、私はあまりに無知過ぎたと反省している。

 
 
20200505.jpg
粒あんのほうを選んで買った
20 : 20 : 00 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(8) | page top↑
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コメント
こんばんは♪

♪ちまきたべたべ 兄さんが…♪というので、
ちまきを食べるものだと思っています。
でも、いつも柏餅を食べています。
by: きっちゃん♪ * 2020/05/05 22:26 * URL [ 編集] | page top↑
きっちゃん♪へ
おはようございます。
 
言われて思い出しましたが、そんな歌もありました。
調べてみると、大正時代に静岡県の出身者が書いた詩が元になっているようです。
東京に近い静岡でも、ちまきが一般的であった、ということかもしれません。
それはともかく、きっちゃん♪も柏餅を食べていたのですね(笑)。
by: 声なき声 * 2020/05/06 03:17 * URL [ 編集] | page top↑
おはようございます
こちらの地方は 『こどもの日』と言えば
「ちまき」と言うか 「笹団子」です。
そちらのスーパーで売られている「ちまき」は
どのような物か分かりませんが
こちらで言う「ちまき」とは
笹に三角に包んだモチ米を蒸すだけです。
きな粉などを付けて食べます。
「笹団子」は モチ草を混ぜたお餅を笹に包んで
蒸しています 中にはあんこが入って居ます。

「笹団子」は お土産などに人気が有りますから
1年中売っています。
「ちまき」は、この時期に売られる事が多いです。
もちろん「柏餅」も売っていますが
『こどもの日』の主流では無いです。

♪ちまき食べ食べ♪のこいのぼりの作詞家
近藤宮子さんは、広島出身だそうですから
関西は ちまきだったのではないでしょうか。

私は、幼少期は東京に居ましたが
柏餅を食べた記憶が有ります。

柏餅にしても ちまき 笹団子にしても
植物の葉は 殺菌作用が有るので
使われているのですよね。
桜餅や柿の葉寿司も 同じ理由ですね。
香りが良くなるも有るのでしょうけど。

息子たちが幼い頃は 庭に鯉のぼりを
あげて居ましたが、
朝に挙げて 夕方降ろして
日中でも雨が降ればおろして 結構大変でした。
最近は、鯉のぼりを揚げている家を見る事は有りません。
孫の家は 兜が飾ってあります。
室内なので 楽でしょうね。
by: ヨンヨン * 2020/05/06 05:03 * URL [ 編集] | page top↑
ヨンヨンさんへ
おはようございます。
 
「笹団子」は品名は耳にしたことがありますが、どんなものかのイメージは全く浮かんできません。
当地の「ちまき」は、新潟で言われているものと同じ形のものです。
味がついていますので、笹の葉を剥いて食べるだけです。
当地では柏餅が安定の主流となっています。
 
「ちまき食べ食べ・・・」の作詞者は海野厚さんで、静岡県のご出身です。
近藤宮子さんは『こいのぼり』の詩を書かれた人ではなかったでしょうか。
いずれもこどもの日にはよく耳にする童謡で、おそらくは長く歌い継がれるであろう名曲だと思っています。
 
柏の葉には殺菌作用があることと、そして縁起がいいところからお餅に使われていると聞きました。
柏の木になっている葉は、新しい葉が芽生えてきてからでないと落ちないそうです。
つまり、子供が生まれてから親が一生を終えるので、子孫繁栄を物語っているという点が評価されているようです。 
 
桜餅の葉は、味も浸みついていますので、私は一緒に食べるようにしています。
もちろんこれは人の好き好きですので、葉をとってから餅だけを食べる人も多いですが。
 
当地でも、本格的な鯉のぼりはほとんど見かけません。
ときおり、窓からミニチュアの鯉のぼりが出ている光景を見かけますが、なんとなくユーモアを感じるので私は好感を持っています。
by: 声なき声 * 2020/05/06 05:29 * URL [ 編集] | page top↑
私の家は、粽がstandardでしたね。父は大阪市内、母は芦屋の人ですが、かしわ餅になったのは随分後になってからだったような気がします。
by: TORU * 2020/05/06 10:15 * URL [ 編集] | page top↑
TORUさんへ
父は島根出身で、戦後、大阪に出てきました。
母は大阪の出です。
子供時代から、5月5日は柏餅と決まっていて何の疑問も浮かびませんでした。
ですから、TORUさんのブログに書かれた記事を拝見して驚いたほどです。
幾つかのサイトを検索して、「粽がstandard」とされていることに目からうろこの思いがいたしました。
コロナの時期でなければ、相手かまわず、確認作業に奔走していたことでしょう(笑)。
by: 声なき声 * 2020/05/06 10:56 * URL [ 編集] | page top↑
そういわれてみるとスーパーの特設コーナーには柏餅ラッシュでした。ちまきがない。
まあ今はうまいものを食ったり、呑んだりするしかないですよね。
腹いっぱい柏餅でもちまきでも食べてよし!今年の集団健康診断が実施されるか微妙ですが・・・。実施されたらみな血糖値高いとか肥満とか言われそう(笑)。
by: てかと * 2020/05/06 15:28 * URL [ 編集] | page top↑
てかとさんへ
水戸市は徳川御三家の地ですから、正真正銘の関東圏にありますので、柏餅が圧倒的に優位にあることは容易に想像ができます。
大阪のスーパーでも端午の節句の昨日は柏餅が所狭しと並んでいたのですが、今日は打って変わって、一つも見かけることがありませんでした。
昨日で完売したというのならいいのですが、恵方巻きと同様、廃棄処分になったのでしょうか?
 
いま、家の中にこもって飲み食いにばかり明け暮れている人が増えているそうです。
尿酸値や血糖値が、ひたすら高くなっているものと推測されます。
コロナ太りの現象ですが、これはこれで憂慮される問題です。
by: 声なき声 * 2020/05/06 16:29 * URL [ 編集] | page top↑

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昭和27年に生まれ、平成29年に職業生活をリタイヤ。 現在、北摂のマンションに在住。   

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