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12月10日(火)

日本にやってきた留学生の「日本語発表交流会」に行ってきた。

米国のさまざまな大学から日本の某大学に留学している学生たちが、自分なりのテーマで発表をするというものである。

趣旨としては、日本語の勉強の成果を発揮したいということと、日本人とのコミュニケーションをとることである。

8人の留学生がやってきて、聴衆の数は30人弱。

8つのパネルを用意して、関心のあるテーマのところで学生の発表を聞き、ディスカッションするというプログラムであった。

私が最初に訪れたのは”日韓関係について”のパネルであった。

政治学が専攻で、「大日本帝国」にターゲットを絞って研究をしている女性がスピーカーである。

彼女の留学先の学生40人にアンケートをとって、その結果をもとに発表をしたのだが、結果的には現在の韓国政府の主張を代弁しているものとなっていた。

質疑応答では、私のほうから事実関係を挙げていく形で、彼女の”誤解”を解いていったつもりだが、理解してもらえたかどうかは今一つ自信がない。

時間も限られているし、そもそも議論をする場ではないので、事実の指摘だけにとどめておいた。

おそらくは指導している教官の方向性に影響されている部分があるのではないかと感じた。

同席していた人が、彼女に
「日韓関係の修復のためには、どうすればいいと思いますか?」
と質問したところ、
「わかりません」
とすぐに答えが返ってきた。

当然だろうと思うし、これが自然なリアクションだろう。

ほかにも、幾つかのパネルを訪れた。

「ソーラーパネル」の説明をしていた学生は、日本語を勉強し始めて1年が経っていないのだが、そのわりには日本語会話能力には優れていた。

なんでも、大学の正規の課題以外に日本語の勉強を1日に3時間していたとのこと。

そういえば、驚くほど流暢な日本語を語る女性がいて、椅子に腰かけるとき、
「ヨイショ」
と言っていたのを思いだす。

これって、オジサンではないか(笑)。

また、「関西弁」をテーマを掲げていた学生もいて、米国に帰ってからは「関西人会」との交流を深めて、さらに関西弁の研究を進めていくつもりだとか。

ちなみに、彼の好きな関西弁は、標準語の「違う」を”ちゃう”と呼ぶところらしい。

興味や関心の対象は、人それぞれだと思った。

限られた時間ではあったが、異質な世界に触れることができたのが最大の収穫である。

今月いっぱいで、彼らは帰国するらしい。

日本で学んだことを、今後の人生に存分に活かしてほしいと心から念じている。



20191210.png
貴重な経験をさせてもらったと感謝している
20 : 20 : 03 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
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コメント
こんばんは♪

外国のしかも若い人との交流会は世界が広がっていいですね。
日本人以上に日本のことを勉強されていますよね。
by: きっちゃん♪ * 2019/12/10 21:17 * URL [ 編集] | page top↑
きっちゃん♪へ
こんばんは。
 
若い学生さんと膝突き合わせてお話できたことだけでも、私にはフレッシュな刺激となりました。
彼らは何らかの点で日本に関心を持ち、日本語を学んで留学までしてきたのですから、根っからの親日家だと思います。
会話をしていて好感を持ったのは当然でした。
by: 声なき声 * 2019/12/10 21:26 * URL [ 編集] | page top↑
おはようございます
面白い企画の交流会へ行かれたのですね。
声なき声さんは、良く海外の方との交流の場へ行かれますね。
国際的な関心が深いのでしょう。

その他に どんなテーマが有ったのか分かりませんが
日韓関係問題とは、一番難しい問題だったのではないでしょうか(+_+)
日本と 韓国は、国自体の感覚も考え方も全く違いますから
解決の糸口は、見えないのでしょう。
韓国の方ではなく 米国の学生さんですから
外野的観点からの研究でしょうから
両国の微妙な関係は 理解不能と思えます。

日本は、世界でも独特な文化のある国ですから
関心のある外国人にとっては 研究することも
観光に来るにしても 興味ある国だと思います。
それにしても 日本はまだ ちょんまげだと思ってる
外国人も居ますから、もっと日本の事を学んで欲しいですね。
by: ヨンヨン * 2019/12/11 05:04 * URL [ 編集] | page top↑
ヨンヨンさんへ
おはようございます。
 
今まで記事には書かなったのですが、実は海外の人との草の根交流をする団体の会員になっています。
ほとんどがベトナムか中国の関係者なのですが、今回はたまたま米国が対象でした。
 
米国の学生さんも関心を寄せるターゲットはたくさんあって、ほかにも「クレジットカード」「日米の犯罪の違い」「女性の働き方」など、パネルに貼られた説明文を読んでいるだけでも時間の経つのを忘れたほどです。
8つのテーマですから、1時間半ではすべてを聴くことはできないのが残念でした。
 
「日韓関係」というテーマは語るだけでも困難を伴う問題です。
彼女の収集したデータはサンプル数が少な過ぎて、信憑性には欠けるところがあったとは思いますが、それでも彼女は自分なりによく勉強をしたものだと評価しています。
第三者としての位置で日韓の問題をとらえようとした姿勢には、間違いはないと思っています。
 
日本にとってのアメリカと、反対にアメリカからの日本という対比をすると、その重さは全く違うようです。
一般的なアメリカ人にとっては、日本はまだまだマイナーな国であって、インテリの中でも、日本と中国の区別がつかない人がいると、以前に聞いたことがあります。
ですから「ちょんまげ」をイメージする米国人がいても、不思議ではないかもしれません(汗)。
by: 声なき声 * 2019/12/11 05:21 * URL [ 編集] | page top↑
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by: - * 2019/12/11 18:16 * [ 編集] | page top↑

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Author:声なき声

昭和27年に生まれ、平成29年に職業生活をリタイヤ。 現在、北摂のマンションに在住。   

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