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10月28日(月)

同窓会の打ち合わせで、会場のある大学キャンパスまで行ってきた。

おそらく、これが最終になるだろうと思う。

今日はまれなほどの好天に恵まれた。

抜けるような青い空を見ていると、気持ちも晴れやかになってくる。

この心地よい空が、一つの川柳を思い出せてくれた。

「円城寺 あれがボールか 秋の空」

円城寺(えんじょうじ)とはプロ野球の審判員で、私が小学校から中学時代に活躍していたので、その名は珍しさもあってはっきりと記憶している。

彼が日本シリーズで、巨人対南海の試合の球審を務め、そのときに下した南海ホークスのスタンカ投手の球を”ボール”と判定したことで大紛糾した事件があった。

往年の名投手で20勝を超えた年もある。

彼へのヤジは”すかたん”(関西弁で”見当はずれ”)であった。

スタンカにしてみれば、低めギリギリにストライクを決めたと思いこんでいたのだが、判定は「ボール」であり、南海側が猛抗議したものである。

事件が起こったのが昭和36年10月29日だというから、58年前の明日のことだ。

そもそも、低めの投球というのは判定が難しいものである。

プロでも審判員個人によってゾーンに誤差があることは、ときおり指摘されている。

ベテラン選手ともなると、審判員のクセを熟知しているところから、打つか見送るかの判断も有利になると聞いた。

それほどファジーなものなのだから、今のプロ野球で採用しているビデオ判定でも、ボールかストライクかについては対象となっていないのだと思う。

結局、もめた後に試合が再開され、その直後にサヨナラヒットを打たれて南海ホークスは負けた。

最終的に日本シリーズもジャイアンツが優勝したのだから、考えようによってはその微妙な判定がホークスには災いしたとも言える。

ホークスにとっては割り切れない判定だが、約60年後の年に巨人軍がソフトバンクホークスに4連敗を喫したのは、スタンカの呪いかもしれない(うそ)。


20191028.jpg
こんな透き通った青空なんて久しく見たことがない
20 : 20 : 49 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(8) | page top↑
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コメント
こんばんは♪

流石にこの試合のことは知りません。
昔のほうが日本シリーズは盛り上がっていましたね。
やっぱりクライマックスシリーズはいりません。
by: きっちゃん♪ * 2019/10/28 21:03 * URL [ 編集] | page top↑
きっちゃん♪へ
こんばんは。

何しろ60年近く前のことですから、きっちゃん♪が知らないのは当然でしょう。
計算しますと、私は小学校3年生のときのことですから、私もたぶんテレビが入ったばかりの頃であったと思います。
あの当時は、テレビでプロ野球を見るのが唯一と言ってもいいほどの娯楽でしたから。
 
ことしはラグビーのワールドカップがあっただけに、野球の影が薄くなったのかもしれません。
クライマックスの存在が疑問視されたシーズンであったのは確かです。
築にパリーグです。
ペナントレースでの成績が無視されてしまうのは、本末転倒もはなはだしいのではないでしょうか。
by: 声なき声 * 2019/10/28 21:12 * URL [ 編集] | page top↑
おはようございます
昨日は、こちらも写真と同じような
高い高い 秋の空でした。

いよいよ 同窓会が間近に迫って来ましたね。
もう準備万端でしょうが、主催者は、いつまでも
何か落度が無いか気になるものでしょう。

野球に興味が無いのは
近年の事ではなく 以前からですから
この審判員さんも川柳も まったく知りません。
けれど 味のある川柳ですね(笑)

何の競技にしても タイムを計るものでなければ
判定は難しいと思います。
数日前に行われたフギュアスケートなど
基準が有るとは言いながら、
判定員の感性の問題もありますから
どこまで正確なのかは分からないものです。
選手に対する 好みの問題もありますからね(^^ゞ
世界大会になれば、国同士の問題もありますし。
by: ヨンヨン * 2019/10/29 05:04 * URL [ 編集] | page top↑
ヨンヨンさんへ
おはようございます。

未明から、昨日の快晴が信じられないような雨が降っています(笑)。
それだけに、あの青さが貴重なものに思えてきました。
 
おっしゃるとおり、運営側としては、日に日に不安が昂じてきています。
気になることがあちこちに出てきて、幹事同士で電話やSMSのやりとりが増えてきました。
今週の土曜日が本番ですから、最後の詰めの段階です。
 
あの川柳は、私もかなり後になってから知ったものです。
ネットでたまたま出会った作品で、”読み人知らず”だそうです。
 
たしか新体操の選手であったと思いますが、オリンピックメダリストが「球技のように明確な基準のある種目がうらやましい」と語っていたのが印象的でした。
しかし、逆に考えれば審査員の価値観を”悪者”にできない球技の選手のほうが厳しい状態に置かれていると言えるかもしれません。
ものの考え方の違いだけだと感じました。
by: 声なき声 * 2019/10/29 05:22 * URL [ 編集] | page top↑
スタンカもすかたんも初めて聞く言葉です。
野球に限らずサッカーでもラグビーでも、審判の癖や特徴があり、試合によっても特徴が変わるとか。
ベテランほどそれを見抜く能力が備わり、上手く利用するんですね。
かつての広島カープ達川を思い出します。

やがて審判にも本格的なAI時代が来るのでしょうか?
ロボットの審判、見てみたいです。
by: ライラ * 2019/10/29 09:51 * URL [ 編集] | page top↑
ライラさんへ
スタンカ元投手のことは私もすっかり忘れていましたが、昨年のちょうど今頃の時期に訃報を耳にして、思い出した次第です。
”すかたん”は関西の言葉ですので、ライラさんがご存じないのは当然のことだと思います。
最近は、関西の若い人でも”すかたん”は使いませんね。
 
いずれはプロスポーツの審判もAIにコントロールされたロボットが行うようになることでしょう。
だとすると、審判員やレフリーの判定に不満を持って食ってかかる選手もいなくなるはずですが。
相撲の行事もロボットがするとなると、それはそれで味気なさがありますが、判定の正確性を期す意味では合理的な対処と言えるかもしれません。
by: 声なき声 * 2019/10/29 10:13 * URL [ 編集] | page top↑
>ベテラン選手ともなると、審判員のクセを熟知しているところから、打つか見送るかの判断も有利になると聞いた。
世界タイトルや五輪で審判を買収して判定を有利にするワールドカップとかありましたが、そういうクソゲームは見たくないですよね。
ですが審判のクセを知って対応するのはなんの問題もないですね。むしろ高度なのではw
by: てかと * 2019/10/29 13:36 * URL [ 編集] | page top↑
てかとさんへ
アスリートの技量の一つには、状況判断能力があると思います。
その審判のクセを知るというのも、まぎれもなくスキルだと思います。
円城寺審判員はセリーグ所属でしたので、そのときの巨人のバッターならば把握できていたことは考えられます。
正攻法で審判を味方にしたのですから、文句の付けようがありません。
by: 声なき声 * 2019/10/29 14:04 * URL [ 編集] | page top↑

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Author:声なき声

昭和27年に生まれ、平成29年に職業生活をリタイヤ。 現在、北摂のマンションに在住。   

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