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10月19日(土)

マンション管理組合の臨時理事会が開かれた。

議案は、とかく不具合を起こしている玄関ドアの制御盤をどうするか、という1点のみ。

「午前10時から30分だけ」ということで招集がかかったのだが、おそらく、前理事長が段取りをとったのだと思う。

定例の日以外に別に理事会をするのが彼女のよくやったパターンだと聞いている。

それはともかく、5分前に行ってみると、もう彼女が書類片手に何人に弁舌を振るっていた。

前回議事録の問題点を指摘しているようで、現理事長にそれとなく書き直すように求めている。

それも細かい点を取り上げ、その事案にまつわる過去の出来事も引っ張り出して、まさに独壇場であった。

余談ながら、”独壇場”は正確に言えば”独擅場”(どくせんじょう)と書かなければならないが、一般社会で”独壇場”(どくだんじょう)で定着しているので、あえてこの言葉を私は使った。

話を元に戻す。

彼女の勢いはとどまるところを知らず、開会の10時を10分回ってもまだしゃべり続けている。

途中、何回か現理事長が「そろそろ本題に・・・」と切り出すのだが、一向に話をやめる気配はない。

さすがに30分が過ぎた時点で、私から「理事会を始めませんか?」と投げかけた。

それに呼応して、現理事長も本来の議案の説明をしたので、さすがに彼女の口も一旦は閉じた。

しかし、それも束の間、次はみずからが発言を始め、この問題が起こったそもそもの経緯について、古い時代にさかのぼって説明が始まったのである。

そして、多くの関係者と交渉してきたこと、今回のことも、あえて制御盤の交換の必要がないことを熱っぽく力説した。

その結論は、私も、そして多くの出席者も同意するものだが、そんなにまで気合いを入れて長広舌をふるうこともないと思うが。

おそらくは、誰しもが「しばらく様子見をする」の結論になるはず。

いわば、形の上で理事会の承認をとるために開いたものだから、本当なら10分もあれば十分に終わる。

なお、私がひっかかったのは、理事会の場なのだから、すでに退任している前理事は出席資格はないのである。

昨年の大規模改修のときの理事長だというのが、彼女の論理なのだろう。

それなら、オブザーバーの位置づけで臨むべきであるが、そういった断りも全くなかった。

この調子で行けば、定例の理事会にも、「大規模修繕がらみで・・・」との口実で顔出しするかもしれない。

とはいえ、彼女にストップをかけられる人はいないだろう。

とにかく、マンションにすべてを捧げてきた人なのだから。

来年の8月までは、私も辛抱である。


20191019.jpg
同じ話のリフレインも相当にある
20 : 36 : 01 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(10) | page top↑
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コメント
こんばんは♪

前理事長さん、理事会が命みたいだったのですね。
しかし誰にも止められないのは困ったものです。
by: きっちゃん♪ * 2019/10/19 21:07 * URL [ 編集] | page top↑
きっちゃん♪へ
こんばんは。

マンションのことは、隅から隅まですべてを知り尽くしているとのことです。
46年という年月の重みに裏打ちされていますので、それを打ち破る人は出てこないでしょう。
変に対抗意識を燃やすと、自分がマンションに居づらくなります。
by: 声なき声 * 2019/10/19 21:11 * URL [ 編集] | page top↑
おはようございます
また・・やられましたか(笑)
前理事長さんの事を聞いた時から
こんな事になるような予感はしていました。

理事長になる前は、どうだったのでしょうね。
何か言い訳を付けて 理事会に出席して居られたのでしょうか。

一層の事 これから先もずっと理事長をやって貰った方が
みなさんのストレスも溜まらず
諦めが付くので良い事かも知れないと思います(>_<)
by: ヨンヨン * 2019/10/20 05:22 * URL [ 編集] | page top↑
ヨンヨンさんへ
おはようございます。

さすがに、今回は勘の鈍い私にも想像がついていましたが、まさにそのとおりに登場しました。
しかも、すでに自分の思う方向に動いていたのですから、これには目の覚める思いでした。
私の考えていたのと同じ方向でしたから、結果的には問題はなかったのですが。
 
過去に何回か理事長を経験しており、おそらく、その経歴を活かして実査には理事と変わらない動きをしていたのだと憶測しています。
 
おっしゃることは、私も頭の片隅をかすめたことがありまして、彼女が永年理事長の形になれば、少なくとも私のストレスは解消いたします。
ただし、マンション管理規約の改正が必要となりますので、簡単ではないかもしれません(笑)。
by: 声なき声 * 2019/10/20 05:34 * URL [ 編集] | page top↑
前理事長、有り難いようなウザイような…(スミマセン)
功績や知識があるし近所付き合いなので無下にはできませんが、彼女がでしゃばる=現役員を無下にする、ことにもなりますから、おっしゃる通りオブザーバーという位置づけをお願いするのはいかがですかね。
永久理事長にさせるのは、規約の問題もありますが、代替わりしにくくなるし他の組合員の意見が通らなくなる恐れがあります。
彼女を手のひらで転がすように使えるとこはおだてて使う、ことが一番いいですね。
どんどんしゃしゃりでてきて、現役員の業務を妨げたり現理事長の気が悪くならないかが心配です。

スミマセン、余計な意見を…
by: みさと * 2019/10/20 07:55 * URL [ 編集] | page top↑
こんにちは
状況判断ができない前理事長さん、ひょっとして認知症の第一歩を踏み出しているのかもしれません・・・
ブログを拝見してそんな気がしました。
by: 窓辺夢 * 2019/10/20 08:01 * URL [ 編集] | page top↑
みさとさんへ
前理事長は私心が全くなく、すべてはマンション全体の利益を目的に動いています。
そういった意味では、すべてを彼女に一任すれば、マンション住民にとっては最も幸福な結果をもたらすだろうと想像しています。
 
ただし、まさしくおっしゃっているように「現役員を無下にする」事態を招くことは避けられません。
本当なら昨日の理事会を受けてから、彼女がアクションを起こすのが順番だと思うのですが、自己判断で先行して進めていっているのです。
結果良ければそれでよしとする見方もありますが、手続くとして正規ではありません。
 
現理事長はまだお若い人ですので、おそらくは自分の母親に近い年齢の人には遠慮もあることと見ています。
ただ、組織の在り方というものについては当然ながら理解をしていますので、私も、彼を積極的にサポートしていく覚悟でおります。
 
当管理組合は、規約の中で”理事の輪番制”を定めています。
任期は「年です。
癒着が起こることのないように自浄作用を持たせての”輪番制”だと解釈しています。
彼女にとっては寂しい限りでしょうが、割り切ってほしいものだと望んでおります。
 
みさとさんからの貴重なご意見やご提案には、いつも感謝しています。
by: 声なき声 * 2019/10/20 08:09 * URL [ 編集] | page top↑
窓辺夢さんへ
伝聞の話ではありますが、「彼女は自分がやろうと思い立ったら、それを抑えることができない」というのがあります。
話をしたいと思いついたら、我慢ができなくなるようです。
ですから、何かを伝えたいとの考えが頭に浮かんだら、すぐさまその人の部屋まで小走りで行って、インターフォンを鳴らすという行動に出るのだと思います。
これは、彼女にしてみれば理屈でわかっていても、衝動のほうが優先してしまうから制止がきかないのでしょう。
 
そういった意味では「認知症」の兆候ではなく、パーソナリティーの一つだと判断しています。
課題に対して彼女が下した結論そのものは間違っていませんので、判断力は間違っていないと思っています。
ただ、手順を無視して自分の思いだけで先行してアクションに移るのが困った部分なのです。
by: 声なき声 * 2019/10/20 08:18 * URL [ 編集] | page top↑
寂しい方
おはようございます。

その方、〈寂しい方〉だと思います。

私も一昨年 理事をいたしましたが、
その時 10年前 退職なさった70歳の
男性もご一緒でした。
その A さんですが、 10年前もご一緒し、理事長でした。
みんなが慕い、忘年会までした理事会でした。

ところが 長々長々と 話を引っ張るようになられ 夜7時から始まった理事会は11時過ぎまでが何度かありました。

同じ話の繰り返し。

〈他にすることが無い 寂しい方〉なのだな〜と思っていました。

Aさんにとっても、その方にとっても、理理事会は 唯一の自己活性の場 なのでしょう。

by: パープル * 2019/10/20 09:51 * URL [ 編集] | page top↑
パープルさんへ
おはようございます。

例示されていたAさんに、あまりにも似ていることに驚きました。
 
彼女を語る形容詞として、”マンションがすべて””マンションいのち””マンションの生き字引”というものがあります。
言い方を変えれば、他に自分の興味や関心を持っている世界があるのか、今ひとつ心もとないところです。
 
以前、私が「同窓会の準備をしていて・・・」という話題を振ったのですが、ほとんど反応はありませんでした。
おそらく、同窓生が集まる機会にもほとんど出たことがないのだと、勝手に想像した次第です。
また、あれほど多弁な人ですが、自分の趣味の話や旅行、友人などに関しては全く聞いたことがありません。
”マンションがすべて”というのは、たぶん事実ではないかな、という気がしてならないのです。
 
ですから、管理組合での活動は生きがいそのものですし、自分を発揮できる最大の場だと言っても過言ではないでしょう。
理事会だけに限らず、日常的な活動にも熱心になるのはそのためだと思います。
 
彼女から管理組合の活動を取り上げると、”寂しい”どころでは済まない重大な影響を及ぼすことになるでしょう。
by: 声なき声 * 2019/10/20 10:43 * URL [ 編集] | page top↑

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昭和27年に生まれ、平成29年に職業生活をリタイヤ。 現在、北摂のマンションに在住。   

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