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9月16日(月)

今日は”敬老の日”。

だから、おそらくスーパーも高齢者を意識した販売をやっているかと思っていたが、特別には変わったところはなかった。

おそらく、3連休の最終日になったので、そのネタも尽きたのではないか。

街の様子を見ても、”敬老の日”にちなんでの式典や行事をやっている様子もうかがえなかった。

一つには、ハッピーマンデーに従って「9月の第3月曜日」という決め方をしたものだから、休日を増やすという下心が見え透いていて、高揚感に欠けているのかもしれない。

なお、”老人の日”というのが別個にあって、こちらは9月15日、これは老人福祉法で定められているらしい。

趣旨は微妙に違っているものの、高齢者をターゲットにしたという意味合いでは、どちらも同じようなものである。

そもそも、高齢者というか老人の定義というのも曖昧で、日本で一般的に使われている”65歳以上”というのは、WHOによる古典的な基準にすぎない。

日本の医療の世界では、65から74歳が前期高齢者で、それ以上の人が後期高齢者との分類が行われている。

私が高校生ぐらいの年代では、つまり50年ほど前であれば、60歳以上の人が老人とかお年寄りと言われていたように記憶している。

その時代であれば、60歳の還暦になれば赤いちゃんちゃこを贈るという儀式は普通になされていたが、いまの時代に60歳を迎えた人にそんなことをすると、顔色を変えて怒られるに違いない。

そもそも、”初老”という表現は、本来なら数え年の40歳をあらわす表現であったのだが、現代では、39歳の人間をつかまえて”初老”なんて言っても通じないだろう。

今どきのアラフォー女性を”初老”と呼ぶと、以降は口をきいてくれない恐れもあると思う。

実のところ、66歳の私にしても、”老人”や”高齢者”扱いされるのは不快感を覚える。

おそらく、同年代の大半の人間はそうではないか。

いまだに何らかの形で仕事をしている人も少なくない。

私が「完全に仕事からはリタイヤした」と言うと、意外そうな顔をされるぐらいだ。

体力や健康状態を見ても、若者と呼ばれている世代には劣るが、致命的なダメージを受けている者なんてむしろ例外だと思う。

以前から考えていることなのだが、”高齢者”の定義を「75歳以上」でくくってもいいのではないか、と。

つまり、医療で言うところの後期高齢者そのものである。

もちろん、そうなると「年金支給開始年齢も合わせるのか」「会社の定年も75歳まで延ばすのか」などといった影響力の大きい問題が出てくるが、それは一旦保留にしておいて、別途に慎重に検討しなければならない。

言葉の表現としては、75歳以上を指して、”老人”もしくは”高齢者”と称する形にしたらどうか、というものである。

何が変わるのかというと・・・・私の気持ちが楽になるだけであるが(汗)。


20190916.jpg
75歳以上にすれば高齢者の比率が一挙に下がる・・・
20 : 20 : 42 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(8) | page top↑
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コメント
こんばんは♪

今の60代はまだまだお若いです。
私もその60代に近づきつつありますが、
全然自覚がないです。
定義を変えてもいいと思います。
by: きっちゃん♪ * 2019/09/16 21:29 * URL [ 編集] | page top↑
きっちゃん♪へ
こんばんは。

私の考えに共感をいただき、ありがとうございました。
必要以上に若さをアピールしたいとは思っていませんが、かといって、高齢者だからという目で見られるのもいい気がしません。
「余生」や「老後」という言葉は、60代には早過ぎると思います。
by: 声なき声 * 2019/09/16 21:33 * URL [ 編集] | page top↑
おはようございます
スーパーへ行っても 敬老の日だからと
特別なイベントも無かったように思います。
日頃から シルバーデーがあって
その日は、シルバーカードを持ってる人は
割引があるなど、特典が有ったり
どこの施設へ行っても シルバー割引がありますから
この日にイベントをする必要がないのでしょう。

また、街の中でも イベントは少なくなったと思えます。
おっしゃっているように
高齢者の定義が曖昧で有る事も原因かも知れませんね。

現在は、70歳代でも若くて 現役で仕事をしていられる方も有り
そんな人にすれば、老人と言って欲しくない思いが
有るのでしょう。
知人には、80歳を超えているのに
シルバー人材センターで バリバリ仕事をこなしている方が居られます。
その反面 まだ若く見えるのに 杖をついて歩いて居られる方も有り
その格差は 激しいですね。

高齢者は、年齢が高くなった人の意味ですから
これは、みんな平等に年を重ねる訳ですから
良いとして、老人と呼ばれると
まだ 老いてない!と思う人もいるでしょう。

年金支給開始年齢も定年も個々に条件が違いますので
どの年齢にするかは、難しいと思います。
定年と年金支給開始が同じでないと
収入が無くなって 生活の基盤が無くなると
即 生活に影響する事になりますから、難しい問題です。
by: ヨンヨン * 2019/09/17 05:18 * URL [ 編集] | page top↑
ヨンヨンさんへ
おはようございます。

はい、いろんなお店でシルバーを意識した特典を設けています。
私の行くスーパーでは、毎月15日がある年齢以上であれば自動的に5%引きになります。
おそらく、年金受給日との兼ね合いがあるのだと思います。
ただし、奇数月でも5%引きは適用されていますが(笑)。
消費が冷え込んでいる昨今、シルバー層を対象にした販売戦略がとられるのは自然な流れなのかもしれません。
 
いっとき、”後期高齢者”という表現が問題視されたことがありました。
”後期”がいかにも人生の終末にさしかかっているようなイメージを与えるからだと。
単なる言葉のイメージの問題だと最初は聞き流していたのですが、もし私がその年齢になって、”後期・・”と言われたら気落ちは良くないだろうと、最近は思っています。
勝手ですが。
”老人”というのも全く同じで、「古びたもの」「残り少ない命」といったネガティブな印象が強い言葉です。
”老人”を”お年寄り”と言い換えても全く変わりません。
いっそ、75歳以上を、言葉の上で”老人”にしてしまえば、救われる60代は多いことと思います。
 
定年を延長して70歳までとしてしまうと、若い人の就職率が下がる結果を招きます。
少子化だから困らないではないかとの議論があるかもしれませんが、門戸が狭くなるのは確かです。
まして、AIに人間がやっている仕事が代行されつつある現状ですので、若い人が職業に就けないといった問題が出てくるかもしれません。
定年を延ばすことには、負の側面もあると思います。
by: 声なき声 * 2019/09/17 05:50 * URL [ 編集] | page top↑
たしかに最近の高齢者は元気ですね。60なんて高齢者ではありません。
逆に元気すぎて「最近の若い者は…」でなくて「最近の高齢者は…」なんて言われてしまう事が増えた側面も…
ハッピーマンデーはどんなこじつけでもいいから増えてほしいです(笑)
by: みさと * 2019/09/17 07:48 * URL [ 編集] | page top↑
みさとさんへ
露骨な物言いをさせていただくなら、墓場が近い人を示す表現が”老人””高齢者”なのですから、平均的な60代なんてまだまだ縁がありません。
暴走老人が顰蹙を買っているのも、エネルギーが有り余っている証拠だと思います。
 
私のような毎日休日人間からすれば、祝祭日は本来の意味を持った日に祝うべきだと考えています。
現役のころには、休めればいいと思っていましたが(笑)。
by: 声なき声 * 2019/09/17 08:15 * URL [ 編集] | page top↑
もともとの敬老の日のいわれが老人のたくさんの知恵を借りて村作りだから長く生きているだけの老人にごちそうを食わせようではないらしい。スーパーのちらしがしょぼいのはよくわかっているというか。
敬老の日にギフトを贈る通販大手サイトにそんな謂れの説明があるのに、本来の趣旨と違うじゃねーかとツッコミしたくらいだし。
むしろ知恵なき老人に食わせるメシはないという過酷さすら感じる。
俺たちは今後この世に敬老される身分でいられるかどうかが今こそ問われているようです。そう、ただ一点、知恵を出せなくば敬老に能わず、と。
若い時は社会に労働力がだせる、老いたら知恵を出すほかはない、と。
by: てかと * 2019/09/17 13:33 * URL [ 編集] | page top↑
てかとさんへ
昔と違って、いまなら知識も知恵も情報も、ネットで手に入れることができます。
長生きしてきたことで集積したものも、ネットの情報力の前には無力に近いと言ってもいいでしょう。
そう考えますと、老いるというのは寂しいものです。
その空虚さを埋めるものは、自分で見つけていくしかありません。
by: 声なき声 * 2019/09/17 15:16 * URL [ 編集] | page top↑

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昭和27年に生まれ、平成29年に職業生活をリタイヤ。 現在、北摂のマンションに在住。   

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