図書館からメールが来て、予約していた内館牧子さんの『すぐ死ぬんだから』が貸し出し可能になったと伝えてきた。
ちょうど、いま、家に借り出し中の本がなくて手持ちぶさたになっていたところであったので、干天の慈雨とばかり、勇んで図書館まで取りに行った。
予約したのが今年の1月25日だから半年以上も経っている。
この図書館には同じ本が21冊も蔵書されているというから、人気が集中している作品であることは間違いなかろう。
恥ずかしながら、同書を実際に手にするまでは、エッセー集だと思い込んでいた。
しかし、小説仕立てになっていたのには、少々、当てがはずれた。
私自身、自分の年齢からいっても人生の終わり方に考えを巡らさざるを得ない立場に置かれている。
私が願っていることは、妻や子や孫たちの足手まといになるような老後は送りたくない、ということ。
そのために、幾ばくかの預貯金と健康な体を維持しておくことは最低限の義務だと思っている。
この夏でも一日一万歩を欠かさないのは、足腰の老化を少しでも遅らせたいとの思いからである。
節酒に努めている、一日二食にチャレンジする、塩分を制限するなどというのも、健康体を保ちたいとの意識にほかならない。
積み立てNISAを手がけたのも、儲けそのものよりも85歳まで積み立てを続けるというプロセスを大切にしたかったからである。
平穏にこの世とのお別れができるような老後生活を送るために、もしヒントになればと思って、この本を手に取ったのだ。
待望の一冊だけに、腰を据えて読もうと思ったのだが、今日から大相撲の九月場所が始まった。
白熱の闘いを観戦するのも、自分自身のマインドを鼓舞する上で大いに役立つ。
今日の取り組みでは、私の応援している豪栄道関が勝ってくれたし、横綱の白鵬関がまさかの黒星という大波乱もあった。
手に汗握る熱戦であった。
世の中、楽しみの種は尽きない。
それにしても挑みかかってくるようなタイトルだ
おはようございます
『すぐ死ぬんだから』のタイトルは
かなりインパクトのある題名です。
この言葉の後に続く言葉は
「楽しく過ごしましょう」「毎日を真剣に生きましょう」
どちらとも取れる題名です。
声なき声さんは、「毎日を真剣に生きましょう」
これを選んで居られるのですね。
水を差すわけではないのですが・・
親会社の体調を崩された方は
毎朝晩に 近所を歩いて ご自身が食事作りもされてされて
仕事も有って、近くに住むお孫さんとも
楽しい生活をしていられたと思うのですが
何が足りなかったのか 疑問に感じています。
お友達の中に すごく肥っていて
運動もしないで、タバコも吸う
マンションの周囲の花を育てる事が楽しみと言う人が
元気なのです。
どの様な生活をすれば良いのか 迷ってる最近です(>_<)
ヨンヨンさんへ
おはようございます。
『すぐ死ぬんだから』のタイトルを見たとき、一番最初に感じたのは、”どんなに苦しいことや不快なことがあっても、死んでしまえばすべて消えてしまって楽になる”というものでした。
だから日常生活で起こった出来事に怒ったり嘆いたりしないで、軽くやり過ごせばいいではないか、という一種の悟りが語られているのではないかと思ったのです。
実際に小説を読み始めると、物語としては十分に楽しめるものとなっていますが、私が予期していた内容とは全く違った展開で進んでいます(汗)。
同じ年齢の友人で、日ごろから健康維持には異様なまでに力を入れている人がいました。
とりわけガンには警戒心を持っていたようで、毎年、計画的にガン検診を受けていたほどです。
そんな彼が50歳代半ばで肺ガンで突然に亡くなったのですから、驚いたのは私だけではありませんでした。
おそらく本人にしても、まさかガンで命を落とすなんて想像もしていなかったに違いありません。
彼の死を受けて思ったのが、避けようがなかった運命というものがある、ということでした。
健康管理をきっちりとやっていても、健診を受けていても、避けられない事態はあるようです。
昨年に亡くなった父は、かなりのヘビースモーカーでした。
それでも90歳過ぎまで重篤な病気は経験せず、健康そのものの生活をしていました。
死亡診断書にも「自然死」と記されていたほどです。
ただ、もし父がタバコを吸っていなかったら、もしかしたらもっと長く生きることができたかもしれません。
それは検証不可能なことですが。
おはようございます♪
待ちに待った本、
お相撲と重なって、じっくり読めないのが残念ですね。
きっちゃん♪へ
おはようございます。
大相撲は夕方の6時で終わりましたので、その後はじっくりと読書タイムに当てました。
相撲を見ながら食事をするというのは可能ですが、相撲観戦と読書を同時進行させるのは無理ですから(笑)。
すんごいタイトルですねw
なんかこうなにやったってもう無駄だ、みたいな諦観を感じさせるというか。
とりあえず自分の預貯金はあとにのこすのではなくて、あなた自身の介護に使うべき金だと思って生きていればいいかと。
見かけるんですよ、預貯金が5千万~1億円オーバーあるのにリタイアに不安だとか抜かすやつらが。
FPは親の介護費用は親がだすもので子が負担するものじゃねぇ、おまえらは気に病むな、ってコラムを毎回みかけるんで耳タコなんです。
というか、それだけ生活習慣を意識してるならそうそう死ねないでしょうw
目を剥くようなタイトルですが、考えようによっては、「死んだら楽になるから、この世の苦労なんて知れている」という楽観的な受け止め方もできるのではないでしょうか。
FPのかたには相談したことがありませんが、老後の介護費用は自分の資産でもって対処する、との姿勢は私も共感を覚えるところです。
子や孫は、少なくとも経済的には自由に生きるべきだと考えています。