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8月6日(火)

中国医学の薬膳についてのセミナーに出席した。

医療機関のお世話になる機会が増え、自然と薬とも浅からぬ縁ができてくる。

いま飲んでいるのは西洋医学に基づく薬がメインになるが、30年近く前より、かかりつけ医からは漢方の葛根湯を処方していただいている。

当初は肩こりの対処というのが目的であったのだが、服用を続けているうちに風邪を引かなくなったところから、私には手放させない漢方となってしまったのである。

そんなところから、漢方には少なからぬ関心を持っていたこともあって、それがきっかけて薬膳のセミナーを聞いてみようという気になったのである。

講師は国際薬膳師の資格を持つ専門家であった。

セミナーは薬膳の概論のレクチャーに続いて、出席者の体質を自己評価で判定し、その結果を見ながら、それぞれの体質に見合った食べものを解説する、という流れで進められた。

出席者が関心を持って講師の話に耳を傾けるのは自然である。

目の前に現れている症状だけを見て対処法を判断する西洋医学とは、その辺が全く違う。

その人の全体の”エネルギー・血液・水分”の3つのバランスを見て判断するというのは、むしろ合理的と言ってもいいのかもしれない。

チェックリストでの判定の結果、5つの指標の中から、私は”瘀血(おけつ)”が最も顕著に出ていた。

”瘀血”とは、血液が濁っていて、血流が滞っている状態を示しているらしい。

最悪の場合、脳溢血やガンの引き金となる恐れがあるという。

食材としては、サフランや紅花、酢などがいいと示されている。

セミナーでは、それぞれの体質に向いている茶が用意されており、”瘀血”の私には紅花茶を出していただいた。

デザートに、薬膳の緑豆水まんじゅうも出てきて、不思議なもので今日一日ですっかり健康になったような気がする(笑)。

ただ、薬膳の食材を販売している実店舗は少なく、ネットで注文することも多いようだ。

薬膳レストランもまだまだ少数派で、趣味半ばに運営しているところもあるぐらいだという。

世にはさほど認知されていない薬膳ではあるが、それだけに可能性が潜んでいるような期待感を持った。


21090806.jpg
水まんじゅうはスタッフの手作りだと言っていた
20 : 20 : 52 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
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コメント
こんばんは♪

薬膳はいいとは聞いていても
まだまだ遠いものにしています^^;
by: きっちゃん♪ * 2019/08/06 20:54 * URL [ 編集] | page top↑
きっちゃん♪へ
こんばんは。

”薬膳”という言葉は広く知られていますが、試しに食べてみようと思っても、それを提供してくれるお店がほとんどありません。
講師の国際薬膳師のかたは、子供の頃の冷え性治療の実績から漢方に興味を持ち、子供が生まれてからの生理不順の改善をきっかけに薬膳の世界に飛び込んでいった、と語っていられました。
by: 声なき声 * 2019/08/06 21:04 * URL [ 編集] | page top↑
おはようございます
何年前から興味を持ったのか忘れてしまったので
過去の記憶を掘り起こして 思い出していたのですが
息子が小学生の頃 当時学校の役員でご一緒した方から誘われて
近くで 医食同源の看板をあげて 漢方やそれに関する
飲み物を販売して 真向法の体操をやっている所に
通っていたことが有ります。

その頃から 東洋医学が良いと思えたので、
緊急以外は 西洋医学の薬に頼る事が無くなったと思います。
肩凝りや風邪気味の時は、鍼 整体へ通っています。

市内には、知ってる限り4軒の薬膳レストランが有ります。
1軒だけは、行った事が無いのですが
3軒は、比較的日常的にランチを食べに行ったりしています。
1軒だけテークアウトが出来るので、買って来たり(^^)v

薬膳と言うと 薬臭いようなイメージが有りますが
そんな事は有りません。
食べた後は、かなりの量でも 嫌な満腹感が無く
健康になった感が有ります(笑)
それは、声なき声さんが 緑豆水まんじゅうと紅花茶で
一日で健康になったような気がされたのと同じです(笑)

家では、クマザサやドクダミなど17種類の入った
お茶を ポットに入れて 飲んでいます。
体内を冷やさないと言う理由で、
夏でも 飲み物は暖かいものを飲むのは
その頃からの習慣でしょう。
by: ヨンヨン * 2019/08/07 05:18 * URL [ 編集] | page top↑
ヨンヨンさんへ
おはようございます。

いやはや恐れ入りました。
ヨンヨンさんは薬膳の達人でいらしゃって、すでに日常生活の中に自然に取り入れられているのですから。
 
西洋医学だけが科学的だと思い込んでいた私ですが、ようやくそれが必ずしも絶対のものではないことは、うすうす感じておりました。
そんなときにセミナーを受けて、また、ヨンヨンさんから貴重な体験談をお伺いして、ますます前向きな関心を持ちました。
 
薬膳レストランが市内に4軒もあるというお話にも驚きました。
講師のお話では、大阪市内ではレストランは2軒、食材を販売しているところは一軒だけでした。
テイクアウトができるお店であれば、私などは本当に重宝すると思います。
 
薬膳だからといって、決して抹香臭い匂いはありませんでした。
水まんじゅうは葛切りで餡を覆っていて、日本で食べる普通の饅頭と全く変わらない味です。
何の抵抗於なく受け入れることができました。
 
講師も、季節に応じて日常的に飲むものを変えていられました。
人間の体質も常に変わっていて、ずっと同じ状態ではないところから、少なくとも季節に応じて対処も変えていかなければならない、とのことでした。
 
セミナーからも多くのことが学べましたが、ヨンヨンさんのお話からも大きな刺激を受けることができました。
今後とも教えをいただければうれしいです。

by: 声なき声 * 2019/08/07 05:51 * URL [ 編集] | page top↑
薬膳なるほどな、と。
日本の勘違いグルメを高度経済成長期にあわせて60年もがっつり食べて飲めばそりゃ病気にもなりますよね。無理ないっていうか、添加物いっぱいだし。
俺はコンビニ弁当食い続けて風邪も治らないからだにされたし。
あと薬膳がすごいのはわかったんですが、その血がどうのってのは本来薬膳でなおすんじゃなくて普段の飲食の内容をみて治すのが正しい知見かと俺は思います。薬飲んで毒食ったら相殺っていうか。
どんなに絶賛しようとも、薬は病人が飲むものなので。
わたしは病人なの!薬づけなの!この薬すごいのよ!とか吹聴するのは控えたい。
もうアスリートのように食事を完全に見直して肉は焼くだけ野菜は蒸すだけみたいにするとか。
今風のうまいものを作るのを封印して過度に油を使ったり糖分・塩分をどばどば使った調味料使わず食ってるだけなら数年もすると食ったもので体が作り直されて血液も自然に戻ってくるかと。何年も僧侶より苦行なものを食うことになりそうだけど先生ならできましょうとも。
by: てかと * 2019/08/07 14:38 * URL [ 編集] | page top↑
てかとさんへ
おっしゃりとおりです。
まずは日常で口にしているものから見直すのが最初です。
現実には、町で売られている商品は何らかの形で添加物が入っていると考えるのが妥当でしょう。
できるだけ、食べないようにするのがベストだと思います。
外食も、可能な限り減らすべきでしょう。
「肉は焼くだけ野菜は蒸すだけ」の食生活は、実は私も実行中です。
薬膳はその食生活をサポートするためのものだと位置づけています。
by: 声なき声 * 2019/08/07 14:44 * URL [ 編集] | page top↑

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昭和27年に生まれ、平成29年に職業生活をリタイヤ。 現在、北摂のマンションに在住。   

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