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6月12日(水)

買い物を兼ねての散歩に行っていたら、救急車がけたたましいサイレンを鳴らしながら走ってきた。

その後を追うかのように、今度は消防車が続く。

何ごとかなと思って救急車の行く手を見やると、目の前のビルの下にちょっとした人だかりができている。

警察官の姿も見えた。

おそらく、誰かが歩いている途中で具合が悪くなり、倒れたのだろう。

救急車と一緒に消防車が出るぐらいだから、容易ではない症状だと想像される。

5分ほど経って、再びその道を通りかかると、消防隊員がひたすら心肺蘇生処置を施している。

かつては心臓マッサージと称していたが、昨今は、胸骨圧迫との言い方が主流だ。

たぶん、呼吸も止まっていたのだと思う。

なお、マニュアル的には、倒れている人の口に自分の口をつけて息を吹き込むという動作が加わるのだが、今は、省略されることも多いようだ。

衛生上の問題と、何より、見も知らぬ人の口に、直接、自分の口に触れるのを嫌がる人が多いからだと聞いた。

とりわけ、女性が男性を救助する場合は抵抗を感じるのが普通だろう。

講習会のときには、口にはさむ道具を洗浄しながら使っていたが、まさか日常的に持ち歩いている人なんていないはず。

そうこうしている間に、倒れている人は救急隊員によって救急車に運び込まれ、搬送されていった。

消防車も姿が見えなくなり、警察官がまわりの人に話を聞いていた。

さすがに、スマホで撮影している光景は見られなかった。

まだまだ、日本人には良識が残っていることを確信した次第である。

救助された人のその後の経過はわからないが、無事であってほしいと念じている。

ちなみに、心肺蘇生法は急な救助の際には極めて役立つらしい。

最近はAEDがいろんなところに設置されているが、一刻の猶予もないほどの切迫した局面では、まずは心肺蘇生法が力を発揮するとのこと。

3年ほど前に、救急隊員の人から教えていただいた情報だ。


 
20190612.jpg
私は心肺蘇生法は講習会の場でしかやったことがない

 
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コメント
こんばんは♪

その方、無事だといいですね。
母の時、119番通報すると「心臓マッサージしてください」と
言われましたが、ちゃんできませんでした。
正直、もうダメだと分かっていましたけど…
by: きっちゃん♪ * 2019/06/12 22:31 * URL [ 編集] | page top↑
きっちゃん♪へ
おはようございます。

消防での講習のとき、指導してくださった職員のかたが言われたことが印象に残っています。
「現場で実際に使ったのは、自分の父が倒れたときだけ」
と。
ただ、そのお父さんは残念ながら亡くなられたそうですが。

自分の全体重をかけるぐらいの勢いでマッサージをすることとなりますので、実のところ、かなり筋肉はハードです。
高齢者には相当な負担になると思います。
それでも、不測の事態ともなれば人命が優先ですので、可能な限りの処置をしなえればなりませんが。
by: 声なき声 * 2019/06/13 04:16 * URL [ 編集] | page top↑
おはようございます
その方が、早い対応で 無事だと良いですが、
そのような場面に遭遇する事は稀な事ですね(^^ゞ

最近、AEDは、あちこちで見かけますが
急な場合 どこにあるのか 思い出すのは、難しく
救急車が来るのを待ってしまうのではないかと思います。

近くの町内集会所で、ご老人が倒れ
AEDを使って、無事に蘇生されて、
実行した方は、表彰されました。

AEDの使い方は、町内会のイベントで
やりましたが、とっさには使えないでしょう(^^ゞ
また、使って良い場合と使ってはいけない場合が
有る事も学びました。
その判断も難しいと思います(>_<)

AEDも無い時代の心肺蘇生処置は、
マウスツーマウスでしたが、
汚いとか恥ずかしい以前に
研修を受けたお医者さんでも難しく
効果は薄いそうです。

人の命を助けて 表彰されるみなさん
「夢中でやっていた」と答えて居られますが
私は、とっさに夢中で冷静な判断が出来るのだろうか
甚だ 疑問です(>_<)
あの時 そうしておけば・・
後になって後悔する事と思います(>_<)
by: ヨンヨン * 2019/06/13 05:13 * URL [ 編集] | page top↑
ヨンヨンさんへ
おはようございます。

続報に接しておりませんので、そのかたの安否はわかりません。
おそらく、その人も家を出るときは、まさかそんな事態に陥るとは夢にも思わなかったことでしょう。
これは決してひと事ではないと自分に言い聞かせております。

万一の事態が発生したら、AEDの設置場所すら頭に浮かんでこないのではないでしょうか。
現実に、AEDを探している間に息を引き取ってしまって、救急車が着いたときには手遅れだったというケースは少なくないすです。
一秒一刻を争うときには、まずは心肺蘇生が有効だとは、そういった意味だと、救急隊員は語っていました。

「使ってはいけない場合」というのは私は不勉強で分かりませんが、実際に、そんなケースがあるのだと知ると、より怖くなります。
人命救助だと思ってAEDを施したのに、逆にそれが仇になったというのでは、何もしないほうが良かったことになるのですから。

人工呼吸は「難しく効果は薄い」と聞いて、納得する部分があります。
いまだに公式の講習会やサイトでは人工呼吸の仕方が丁寧に描かれていますが、時代が進むと姿を消していくのではないでしょうか。

私も、実際の救助として現場に立ち会ったことはありません。
訓練では何回となく受けた胸骨圧迫による心肺蘇生法も、実際にやるとなると、しどろもどろになってしまうような気がします。
咄嗟に人命救助されたかたというのは、混乱の中にあっても冷静さを失わなかったのですから、私には足元にも及びません。
by: 声なき声 * 2019/06/13 05:42 * URL [ 編集] | page top↑
寿命が来る前に心臓が鼓動を停止するとかよっぽどのこと。
ショックを与えれば鼓動をはじめるとか、心臓ってのは結構頑丈な臓器ですよなぁ。
あと呼吸が止まっていて心臓が動いているのか、とか、昏倒しているひとをみて冷静に対応できるか、とか現場慣れしてないと即応できないかもしれません。
首筋の血管に手を当てて脈を確認し、家族に首を振るとかの誰得アクションは自信があるんですが、心肺蘇生の訓練はやったことがないんですよね。
なんとなく仕組みはわかるんですが、やはり訓練を受けておくべきなのかと。
by: てかと * 2019/06/13 13:24 * URL [ 編集] | page top↑
てかとさんへ
心臓が止まり呼吸をしなくなった状態、つまり心肺停止になると、3分か5分かで最終的な死に至るそうです。
その3~5分の間に適切な処置を施さないと、救急車で医療機関に運び込まれても手遅れとなってしまいます。
心肺蘇生処置を適切にとることで、最悪の事態を避けられる確率が高まると聞きました。
実際の緊急事態の場で役に立つかどうかはともかく、心肺蘇生法の手法は学んでおかれたほうがいいかと存じます。
by: 声なき声 * 2019/06/13 14:13 * URL [ 編集] | page top↑

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昭和27年に生まれ、平成29年に職業生活をリタイヤ。 現在、北摂のマンションに在住。   

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