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5月19日(日)

亡き父の一年祭に行ってきた。

仏教で言うところの一周忌であるが、天理教では一年祭と呼んでいる。

不思議なことに、父が昨年の5月23日に亡くなってからの1年は、早かったような遅かったようないずれにも通じる感覚に包まれている。

時間に追われるような忙しさは全くないものの、気持ちの上では余裕がなかったのかもしれない。

今日でひと区切りがつくことになるが、私は全く知らなかったのだが、姪が3人目を出産したとのことを知らされた。

女の子である。

4月30日の誕生で、いみじくも平成の最後の日であった。

なお、天理教の見方では、人間が息を引き取ると肉体は活動をとめるものの、魂は絶対神である親神様のもとに行き、およそ1年経ってから故人の子孫として生まれ変わる、とされている。

ということは、この子は亡父の生まれ変わりの可能性がある。

そのことを話題に出すと、「同じ性で生まれ変わるから、それはあり得ない」とのこと。

しかし、子孫に生まれ変わるなんてこと自体が科学的根拠のない話だし、遺伝子検査の結果によってその教えの正確さが検証されたとの事例は見聞きしたことがない。

たまたま、亡くなったご先祖に顔が似ているとか、声がそっくりというレベルの話しかないのが現実だ。

もちろん口角泡と飛ばして議論するようなことでもなく、生後二十日の赤ん坊を囲んでの和やかな時間をすごさせてもらった。

この子が寝ている顔を見ているだけでも、幸せになってくる。

姪には二人の子がすでにいたが、二人とも男の子で、下が10歳だから、こんなに小さい子に恵まれたこと、しかも女の子であったというのがうれしくてたまらないようだ。

亡き父は、息子である私が言うのも妙な話だが徹底した利他の人であって、”世のため人のため”の言葉を何かにつけ口にしていた。

だから、この赤ん坊が父の生まれ変わりだとしても、私は納得の行く思いである。

ともあれ、亡父の1年祭というタイミングで小さな命と対面できたのは、私にとっては得難い体験であったと感謝している。



20190519.jpg
昼間はほとんど寝ているらしい

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コメント
こんばんは♪

1年ですか…
早かったような遅かったような、
その感覚、分かります。
私も未だにそうです。
by: きっちゃん♪ * 2019/05/19 22:08 * URL [ 編集] | page top↑
きっちゃん♪へ
おはようございます。

いまだに、父がどこからかニコニコしながら顔を出すような気がしてなりません。
7年前に亡くなった母にしても全く同じです。
両親は肉体的にはこの世を去りましたが、私の世界では確実に生きております。
だからこそ、私の時間間隔も合わなくなっているのだと思います。
by: 声なき声 * 2019/05/20 02:49 * URL [ 編集] | page top↑
おはようございます
お父様の日から 1年ですか
もう?
私は、早かったように感じています。
私の身の回りは、色々動きが有ったので
早く感じるのでしょう。

姪御さんの3人目のご出産
おめでとうございます。
多分 ご希望されていた女の赤ちゃんなのでしょう。

1年半ぶりに見る生まれたての赤ちゃんです。
やはり赤ちゃんは、天使ですね。
何も反応しないのに、何時間も眺めて居られます。
写真ですら(笑)

私は、生まれ変わりは信じていないのです。
人間の肉体が滅びたら それで終わり。
だからこの世では、真剣に生きなければならないと思うのです。
かなり、いい加減に生きて居ますが(^^ゞ
by: ヨンヨン * 2019/05/20 05:20 * URL [ 編集] | page top↑
おはようございます。

私も、姪の口から直接には聞いていませんが、女の子が欲しかったのは間違いないと思います。
長いブランクの後に授かった命だけに、この赤ん坊にはあふれんばかりの深い愛情を注ぐことでしょう。
なお、男の子と違って育てるのは至って楽だそうです。
ほとんど泣かないし、泣いても声が小さいので気にならないとか。

私も、1年半前に生まれて間もない赤ん坊の顔を見たばかりなのに、まるで初めて小さな子を見たようないとおしさがこみ上げてきて抑えようがありません。
身びいきだと思われるでしょうが、本当に可憐な赤ん坊だと思います。

死んだ後がどうなるかは、誰にも正解はわからないことでしょう。
生きている人で、死を経験した人はいないのですから。
「生まれ変わる」というのは絶望から救われる福音の言葉になるかもしれませんが、反面、この世での前向きな努力をあきらめてしまって次の世に期待をかけるという安易な発想に陥ってしまう恐れもあります。
「この世では、真剣に生きなければならない」との姿勢は、この世に生を受けた人間としては、基本だと私も思います。
by: 声なき声 * 2019/05/20 05:49 * URL [ 編集] | page top↑
天理教の教えだとこの世で人間修行をつんだあと1年と速攻で現世に戻されるとか、なかなかせわしいようですね。
ほとけさんの世界でいうところの極楽浄土とやらでゆっくりしているひまもないのね。新しい命となってぜひがんばってほしい。
by: てかと * 2019/05/20 09:05 * URL [ 編集] | page top↑
てかとさんへ
妊娠期間が10か月とした場合、絶対神のもとでゆっくりできるのはわずか2か月だけです。
亡き父は約92年間にわたって現世で苦労をしてきたのですから、もっとゆっくりと休める期間をとらないとリフレッシュできません。
昨今は働き方改革が叫ばれる時代ですので、天理教の教理もそれに準じて延長する必要があるのではないかと、ナンセンスなことを考えています(汗)。
by: 声なき声 * 2019/05/20 09:27 * URL [ 編集] | page top↑

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Author:声なき声

昭和27年に生まれ、平成29年に職業生活をリタイヤ。 現在、北摂のマンションに在住。   

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