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3月5日(火)

大阪の高槻赤十字病院で、はしかの患者の診療を断っていたらしい。(記事

ここは、大阪では結構知られている病院であり、基本的には、かかりつけ医の紹介を受けてやってきた患者の診療を行っている。

先月半ばから、はしかの疑いのある患者の紹介を断ってきて、一昨日に、ようやく受け入れ拒否を解除した。

その理由は
「患者さんを診察するスぺースの確保ができないため」
だという。

医療の素人からすれば、あれほどの大病院なら”スペース”の問題はいかようにも対処できるはずだと思うが。

もっとも、この病院が診察をしなくても、他の病院がかわりに診れば済む話だと言えるかもしれない。

実は、その地域には多くの医療機関が密集していることはよく知られている。

だから、結果的には患者が見殺しにされることはなかっただろう。

ただ、医療機関としての姿勢の問題が問われる。

医師法では、正当な理由なく診療を拒否することができないと定められている。

「診察するスペース云々」が正当な理由になるとは考えづらい。

一定の期間だけとはいえ、診療拒否という決定をしたプロセスはわからないが、医療機関としては大きな判断ミスであったと思う。

現に、世の一般の総合病院は通常どおりにはしかの診療を行っている。

さすがに、厚労省や地元保健所は診療を再開するように強く求めたこともあってか、3日に解除した。

なんでも、
「スタッフにはしかの免疫を持っていない人間がいるので、その感染を防ぎたい」
との話も出てきた。

おそらく本音はそうなんだろうが、自分たちへのリスクが恐いからというので診療を拒否するぐらいなら、最初から医師になるべきではなかった、あるいは、医療機関の経営を行うべきではなかったと思う。

災害が発生したときに、自衛隊が
「身の危険を感じるので、被災地への派遣命令には従わない」
などと言ったら、非難の手中放火を浴びることだろう。

事情のわからない人間がエラそうなことを言って顰蹙ものだが、この病院の決断はあまりにプロ意識が欠けていたと思えてならない。


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コメント
こんばんは♪

そんなことがあったんですか…
診察するスぺースの確保は見え見えの口実ですよね。
by: きっちゃん♪ * 2019/03/05 21:14 * URL [ 編集] | page top↑
きっちゃん♪へ
こんばんは。

小さな診療所が「スペースがない」というのならわからなくもありません。
総合病院では前代未聞の話です。
もし断るにしても、他の病院を紹介するという方法もあったと思うのですが。
by: 声なき声 * 2019/03/05 21:21 * URL [ 編集] | page top↑
おはようございます
この病院での出来事は、
私たちの生活に深く関係がありますから
表沙汰になりましたが、
医療機関に限らず、
裏では理解不能な出来事が
たくさん行われていると思います。

デング熱やエボラ出血熱が流行した時も
それなりの設備の無い医療機関での診察は
出来ませんでしたね。
はしかは、そこまで命を脅かす事ではありませんが
感染力を考えたら そのような決断を下す気持ちも
分からなくはないです。
原因は、それだけでは無いのでしょうけど(>_<)

説得に応じて診療を再開するくらいなら
このような対応はするべきでは無かったですね。
初志貫徹した方が まだ信頼感が守れたと思いますが・・(笑)
by: ヨンヨン * 2019/03/06 05:32 * URL [ 編集] | page top↑
ヨンヨンさんへ
おはようございます。

正体不明の疾病であれば、医療機関が診察を嫌がるのは理解できるところです。
院内感染をさせるリスクが十分にるわけですから、被害を拡大させたくないのは合理的な発想だと思います。
何年か前にも新型インフルエンザがはやったときは、診療を見合わせた医療機関が出てきましたが、その際は今回のような問題は起こりませんでした。
はしかなのですから昔からある病気ですし、メカニズムのわからない病気でもなんでもありません。

おっしゃるように、まわりに言われて再開するぐらいであれば、最初から診療拒否なんてやるべきではありませんでした。
同院では、「症状が落ち着いてきたから」との理由を掲げていますが、まだ沈静化したわけではないのです。
おそらく、社会的な批判が高まってきたことで、外圧に押されて再開せざるを得なくなったのだと思います。
医療にかかわる職業としては、あまりに
信念がなさ過ぎると言わざるを得ません。
by: 声なき声 * 2019/03/06 05:51 * URL [ 編集] | page top↑
本音を言わせてもらえば、俺がはしかにかかったとき病院が受け入れ拒否するのは許せない!!
つまりはそういうことなのか、と察するわけですw
昔ははしかとか子供のうちにかかって免疫作っておしまいって感じなんですが・・・。
若いやつらは今はかからないもんなのか。
そのあたりのギャップのほうがこたえますねw
by: てかと * 2019/03/06 13:53 * URL [ 編集] | page top↑
てかとさんへ
過去に前例がない正体不明の疾病で、しかも感染力が強いというのであれば、医療機関がキャパ不足を理由に受け入れを躊躇するのはわかります。
ただ、その際も、対処可能な病院の紹介はするべきでしょう。
そういった措置を全くとらずに、一片の通知だけで「患者を診ません」というのはプロのする仕事ではないと思います。

リスクなるのは、予防接種を1回しか受けていない26歳から39歳の年齢の人です。
確かに、病院の医師や職員には多いと思われます。
ワクチンさえ受けていれば、かなり高い確率ではしかを防げるそうですから、今更のごとく、なぜ接種取りやめの処置をとったのか、悔やまれるところです。
by: 声なき声 * 2019/03/06 15:00 * URL [ 編集] | page top↑

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Author:声なき声

昭和27年に生まれ、平成29年に職業生活をリタイヤ。 現在、北摂のマンションに在住。   

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