行きつけのスーパーでは、今日はタイムサービスの案内をしきりにやっていた。
午後2時半から3時までの30分で、肌着、パジャマ、靴下などをレジに持っていけば、値札価格の半額で販売する、という内容だ。
半額はもちろん魅力的だが、いま足りているものを安いからという理由で買うことはない。
だから見向きもしなかった。
昨今は、ネット通販でのタイムサービスをよく見かけるようになり、リアル店舗では久しぶりのような気がする。
あからさまに言えば、お店としては在庫処分をしたいがために一定の時間を決めてバーゲンをするのだろう。
客の立場から見ても、30分だけということで買う気をそそられる心理があるのは事実だ。
おそらく、祭日で一息ついている人が多いであろうというタイミングを見計らって、
「午後2時半から」
の時間設定にしたのだと思う。
私自身は、タイムサービスだからというので、それを意識して物を買った記憶はない。
一つには、まだ社会人になったばかりの頃、知人から聞いた話に影響されているからかもしれない。
彼が奥さんに付き添って百貨店に買い物に行ったとき、たまたま入り口でワゴンでネクタイが売られていた。
値段は覚えていないがワゴン品とはいえ、安くはない値札がついていたらしい。
気に入ったのがあって、それを買って10分もしないうちに、タイムサービスが始まり、そのワゴンのネクタイの値段がまるごと大幅ダウンしたという。
あと10分待ってさえいれば、安く買うことができたのに、ひどく損したような気がした、とぼやいていた。
それがあって以来、私の潜在意識の中にタイムサービスへの好ましくない印象が焼き付いたのだろう。
40年以上経った今でも、タイムサービスには関心がない。
そもそも、大きな疑問がある。
タイムサービスの時間が終わった後はどうなるのだろう?
サービスがあったことを知らない客なら、気に入った商品があれば買うかもしれない。
しかし、ついいましがたまで半額のタイムサービスをやっていたのを知っていた客であれば、ほぼ確実に買わないであろう。
気持ちの上では高いものを買うことになるのだから。
このサービス手法も善し悪しのようなうな気がする。
こんばんは♪
私もタイムサービスで買ったことはないです。
お買い得はそんなにチャンスはないように思います。
ちょうどほしかったものを買おうとしてタイムセールになっていたらラッキー☆と思いますが、「タイムセールだからせっかくだからほしくないけど買おう」とは私も思いません。
断捨離を始めてから余計にそういう発想になりました。
昔の人は物がなかったから買いだめしたりしないと安心できないと聞いたことがありますが、人それぞれの性格だと思います。
タイムセールもさることながら、通販番組での「今から30分間限定です!30分オペレーターを増やしてお待ちしております!」にホントかよ、と思っている私がいます。
きっちゃん♪へ
おはようございます。
現物の商品を見ていませんので何とも言えないのですが、おそらく、先を争って買いたいほどの魅力のあるものはなかったと思っています。
それならタイムサービスをしなくても売れていくはずですから。
みさとさんへ
はい、たまたま欲しいなと思っていた商品が安くなっていたら絶好のチャンスだと私も思います。
消費者のほうも物は十分に持っていますから、値段が安いという理由だけで余分に買う人はむしろ少ないと思います。
それに、衣料品の場合は、ほぼ年中、何らかの形で値下げをやっていますから、どれが本当の価格なのか、わかりません。
テレビ通販での”30分”は客の心理をうまくとらえていると思います。
早くしないと手に入らなくなるとの思いを刺激するのですから、購買促進につながっているのではあいでしょうか。
俺はタイムセールをばんばん利用します。食材だけですけどね。
衣類は間に合っているので。
会社やめてから昼間でも夕方でも時間を作って突撃します。
浮いた食費で自己投資をする、これに勝るお金の使い方はあるでしょうか?いやない!と(笑)。
こんにちは(^_^)
私もタイムセールの商品は余程の魅力と必要と思わない限り買わないですね。
前に、安くても得を買うのか本当に必要な物を買うのかで意味合いが大きく変わってくるような事が本で書いてありました(^_^)
てかとさんへ
夕方の時間帯になると、スーパーの売り場では、消費期限切れ寸前の食品がプライスダウンしている場面をよく見かけます。
これも、”タイムセール”の一種になるのですね。
ただ、おそらくそれでも売れなければ、食品の場合は廃棄にせざるを得ないと思います。
いわば、最後の見切り販売ですね。
私は朝型人間ですので、夜のスーパーの様子は把握できておりません(笑)。
まゆとさんへ
こんにちは。
いずれ使うものであれば買っておいても無駄にはなりません。
ただ、肌着にしてもパジャマにしても万一のときの予備を持っていますから、半額で買ったところでスペースをとるだけの話です。
もし私がブランドもののパジャマに執心というのであれば、見るだけでも見てみようということになったかもしれませんが、それもありませんので、全く関心を持ちませんでした。
「本当に必要な物を買う」という姿勢は私も大事にしているところです。
形があるものであれ、ないものであれ、自分が必要と感じているものだけを買うように心がけています。