FC2ブログ

8月19日(日)

毎年のことだが、お盆を過ぎると夏が去っていく気配を感じる。

日の出が遅くなり、日の入りが早くなるのを体感できるのは、この時期の特徴である。

夕方、スーパーに買い物に行ったら、店の前でテントを張り、”ウチワのお絵かき大会”をやっていた。

無地のウチワに、見本を見ながら、あるいは自分の好きなように絵を描いていって、イラスト入りウチワを完成させるというものである。

もちろん、オリジナル作品になる。

小学生の低学年の子供たちが一心不乱に取り組んでいた。

もしかしたら学校の宿題の自由研究のかわりにするつもりなのだろうか?

私が小学校の頃には自由研究なるものはなかった。

かわりに、”工作”があって、不器用で貧困な発想力しかない私は、結構、苦労したことを覚えている。

しかし、中には得意な子がいて、いまだに鮮明に記憶に焼きついているが、世界地図を畳一畳ぐらいの板の上に書いて、粘土で山の高さまであらわしていたのである。

もちろん、国境もしっかりと線が引かれている。

緯度と経度の線をもとに、地図を見ながらコツコツと作り上げていったらしい。

小学校の5年か6年のときのことであったと思う。

そのとき、彼の見事な仕上がりに感嘆したのと同時に、
「自分にはこういった才能がないから、どれだけ努力してもこんな作品は作ることができない」
と子供心に痛切に感じたものだ。

早々にあきらめてしまう姿勢は、人生への接し方として間違っていたのかもしれない。

昨今、スポーツ競技を見ていると、勝った選手がインタビューに答えて
「あきらめないで最後まで自分を信じてがんばりました」
と語っているシーンによく出食わす。

ただ、私が小学校のときに”工作”にどれだけ熱意を込めていたとしても、彼のように大向こうをうならせる作品はできなかったと確信している。

人間には限界があるというのが事実だと思う。

だから、あのときに「自分には無理だ」と判断したのは、ムダなことをばっさりと切り捨てた、という意味ではよかったのかもしれない。

 
20 : 06 : 09 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(10) | page top↑
<<8月20日(月) | ホーム | 未経験から在学中にJRA(日本中央競馬会)の厩務員を目指せる「馬の学校 東関東馬事専門学院(通称:バジガク)」が、平成31年4月生の最終募集を受け付け開始しました。5年間で30名の厩務員輩出を目指す。>>
コメント
こんばんは♪

私も同じです。
どうにか形だけで熱意はなかったと思います^^;
by: きっちゃん♪ * 2018/08/19 22:11 * URL [ 編集] | page top↑
ものすごく穿った見方なのですが、あきらめずに自分を信じて頑張りました、という発言は、ある程度の力や基礎や勝算があったうえで出る発言なのかなと勝手に思っております。
努力は必ず報われるって発言もしかりです。
そんなの人によるんだよ、もしくはあんたたまたまだよ、などと思ってしまいます。
(大分ひねくれていますねすみません)
けど、一旦取り組んだことを簡単に投げ出すのはよくないとは思うのです。
いろいろなジレンマがありますm(__)m
by: みさと * 2018/08/19 23:31 * URL [ 編集] | page top↑
きっちゃん♪へ
おはようございます。

芸術作品を作るのは感性がなければ不可能だと思っています。
逆に言えば、血のにじむような努力をしても、才能の無い人が作曲や彫刻や演劇をしても、世間の人々を感動させる作品は生まれないでしょう。
もちろん、自分の趣味として取り組むのはいいことだと思いますが。
by: 声なき声 * 2018/08/20 04:22 * URL [ 編集] | page top↑
みさとさんへ
私も、「勝算があった」からこその発言だと見ています。
大きな大会でトップに立つためには、実力と運が共に備わっていなければ無理でしょう。
「努力は必ず報われる」というのも、がんばったことは何らかの形で人生には役に立つという意味では正しいでしょうが、オリンピックで金メダルを取れるのは努力だけでは無理でしょう。

みさとさんのお考えは、決してひねくれではないと思います。
by: 声なき声 * 2018/08/20 04:34 * URL [ 編集] | page top↑
おはようございます
私も 子どもの頃から 美術工作的な
センスは有りませんでした。
もちろん それからも 
努力をしようとは思いませんでしたので
いまだに 孫たちに 動物のイラスト一つ描いて
あげる事が出来ないでいます(^^ゞ

小学校時代 自由研究は有ったと思います。
何をしたかは、忘れてしまいました(^^ゞ

美術は、ダメでしたが、音楽は大好きでした。
先日の CMの話 音楽の好き嫌いで
CMの好き嫌いも 決まっているのだと思います。

中学から高校にかけては、気象に興味があって 
ラジオの気象通報から 天気図がかけました。
その道を進んでいれば、
今頃 蓬莱さんの先輩になって居たかも(笑)

まったく 別の道を歩んで来てしまいましたが、
これは、実家の職業に関係があり、
結婚した人の環境で 今が有ります。
経理の事 保険の事 官公庁の事 
それまでに接した事のない事が多かったですが
特に後悔はしていませんが・・(笑)
by: ヨンヨン * 2018/08/20 05:22 * URL [ 編集] | page top↑
ヨンヨンさんへ
おはようございます。

私も絵は苦手でしたし、今も苦手です。
ただ、子供ができてからというもの、動物や花、食べ物などのイラストを描くようになりました。
一応は子供がにこっとしてくれますので、理解できているのだと思っています。
ちなみに、妻も絵心はないのですが、アンパンマンの絵はとてつもなく上手に描きます。
孫にせがまれて描いているうちに上手になったのでしょう。

「音楽の好き嫌い」がCMの好き嫌いに影響しているとの発想には、うなずくものがあります。
私は学校での音楽は苦手で、とりわけ歌を歌わされるのが苦痛でした。
CMが好きになれないのは、そのせいかもしれません。
もっとも、音楽を聴くことそのものは大好きですし、大きな癒しになっています。

気象予報士の仕事は、当たって当然、外れたら怒られるという性質があって、プレッシャーが強烈だと思います。
ヨンヨンさんが機種予報士になられていたら、蓬莱さんを上回る人気者になっていると思います(笑)。
by: 声なき声 * 2018/08/20 05:51 * URL [ 編集] | page top↑
いろいろですね
こんにちは~。

私は工作や絵画は得意な方でした。夏休みの宿題もあまり苦労した記憶がありません。

むしろ、宿題の名目で工作に没頭できるので、楽しかったです。

ふだんなら邪魔だから外で遊べ、とか、家を散らかすな、とか、母親の横槍が入るのですが、「夏休みの宿題だ」と言えば、思う存分やれるのです。

私が「自分には無理だ」と思ったのはスポーツですね。運動会ではいつもそう思っていました。
by: ぢょん でんばあ * 2018/08/20 07:18 * URL [ 編集] | page top↑
ぢょん でんばあさんへ
おはようございます。

図画工作は苦手でしたが、しかし、絵を描いたり物を作ったりすることそのものは、むしろ好きなほうでした。
無から有を生じるプロセスが面白かったのかもしれません。
ただ、全くの白紙状態から独自なものを作り出すセンスはなかったと自分でも思っています。
たとえばプラモデル作りのように、型があってそれに当てはめていくほうが性に合っていました。

運動会は本当に苦痛でした。
特に徒競走は個人プレーですし、結果がはっきりと出てくるので、大げさですが胸に釘を打たれているような思いでした。
片や、玉入れや綱引きなど、何十人のうちの一人として参加する競技は心から楽しめていました。
by: 声なき声 * 2018/08/20 07:37 * URL [ 編集] | page top↑
なにか新しいことを始めようと思ったとき、必ず困難が待ち受けます。
順風満帆なんてことは芸事には存在しないからです。
その時点で俺には無理だった、できないと思うのは人の常でその時点で大半のひとが脱落できるようになっていると俺は思っています。
成功するひとが一握りなのは、才能とか天賦の才とかよく耳にしますが所詮言い訳にすぎず、ただやるか、やらないか、それだけって感じです。
俺は30歳過ぎてから剣道をはじめましたが4年で三段までいただきました。
間違いなく1万時間は鍛錬した記憶があります。
俺はやめようとか思わなければなんだっていけると思っています。
ただし、サラリーマンだけはだめでした(笑)。
by: てかと * 2018/08/20 12:41 * URL [ 編集] | page top↑
てかとさんへ
剣道をやっていた友人が言っていましたが、”初段”までは練習を重ねることで到達可能だ、と。
彼は次の言葉を言いませんでしたが、それ以上はセンスというか才の問題だということだと理解しています。
小学生の野球に付き合っていたときも、守備は練習で鍛えられるが、バッティングは才能がなければ限界があるとよく聞かされました。
また、キャッチボールすらできなかった子でも、3カ月もすれば普通のフライやゴロはちゃんとさばけるようになりましたが、長打を打てる子というのはどんなスポーツをやっても好成績を収めるタイプばかりでした。
バッティングというのはセンスだと感じたものです。

”サラリーマン”という職業は国家資格でも何でもありませんが、本人が満足感を覚えながらその職責を全うすることは至難の業と言えましょう(笑)。
by: 声なき声 * 2018/08/20 13:10 * URL [ 編集] | page top↑

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
https://koenakikoe.blog.fc2.com/tb.php/3198-774a8d35
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |

プロフィール

声なき声

Author:声なき声

昭和27年に生まれ、平成29年に職業生活をリタイヤ。 現在、北摂のマンションに在住。   

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する