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10月31日(火)

インドネシア紹介の講演会があった。

日本の会社で10年以上も勤務している人からの生のお話であった。

彼はイスラームの信仰を持っているので、断食月ともなると、昼間は飲み食いは一切しない。

困るのは、会社のほうである。

夏に断食月がやってくると、ますます悲劇である。

何でも、日本の夏の暑さときたら、インドネシアの比ではないらしい。

熱中症の懸念があるので、会社としては、従業員には水を飲むように強く指導している。

しかし、彼はそれでも戒律を優先して、昼間は水を口にしない。

万が一、彼が熱中症で病院に運ばれでもしたら、日本の場合は、法律上は経営者の責任が問われることとなる。

その点を指摘されても、彼にしてみれば戒律を破ることのほうが、はるかに大きな罪悪だという。

これは宗教の問題だが、ほかに、彼が日本に来て驚いたことがあるらしい。

日本人が、公衆の面前で平気で鼻をかむのを見て、ひどいショックを受けたらしい。

かの国では、ご法度のようだ。

よく言われることだが、日本人が麺をたべるときにすする音が、多くの国の人に不快感を与えているらしい。

ジャカルタには日本から多くのラーメン店が出店しているそうだが、そこで日本人がラーメンを食べる場合は、現地のマナーに合わせるべきだろう。

しかし、日本国内のそば屋やラーメン店で食べるときには、それが一種の流儀なんだから、気にすることはないと思う。

物の感じ方の違いがあるのを認めた上で、共存の道を探るしかない。

何でもかんでも相手に迎合するというのは、単に卑屈なだけである。

とはいえ、日本人の常識は必ずしも世界のどこに行っても通用するものではないとあらためて思い知らされ、いい勉強になったと思う。
18 : 50 : 13 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
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コメント
こんばんは♪

所変われば…というものですね。
ですが、柔軟性も必要だと思います。
って、私は頑ななほうです^^;
by: きっちゃん♪ * 2017/10/31 20:45 * URL [ 編集] | page top↑
きっちゃん♪へ

イスラームでも、断食のときでも水は飲む、という人はいます。
日本人的に考えれば、健康が戒律よりも大事だと思います。
しかし、それは日本でしか通用しない論理なのでしょう。
by: 声なき声 * 2017/10/31 21:01 * URL [ 編集] | page top↑
おはようございます。
国によって、
習慣や快不快感は、大きく違うようですね(^^ゞ

他国へ行って、自国の常識を貫くか
「郷に入っては郷に従え」なのか
その国の人に 不快感を与えるのは
良くない事なのか 迷う所ですね。

外国では、オナラは良いけれど
ゲップは、失礼と言う国と
その反対の国もありますね(>_<)

外国で 出そうになったら
我慢していて、
帰国時には、ガス太りしそうです(^^ゞ

朝から、汚い話  
スミマセン(笑)
by: ヨンヨン * 2017/11/01 05:15 * URL [ 編集] | page top↑
ヨンヨンさんへ

私は、「郷に入っては郷に従え」派です。
その国や地域の慣習に従うのが筋だと考えています。
もっとも、知識がないばかりに、現地の人に不快感を与えてしまったというのは、やむを得ないと思います。

ゲップがむしろ歓迎されている国というか地域もある、と聞きました。
ご馳走になっておいしかったことの表現になるからだそうです。

オナラやアクビは我慢できるかもしれませんが、花粉症のクシャミなどは自分でコントロールが難しいです。
それが失礼だということになれば、相当にフラストレーションがたまってしまいます(汗)。
by: 声なき声 * 2017/11/01 05:59 * URL [ 編集] | page top↑
イスラムの戒律、厳しいのによく守りますね。
経営者責任を問われるならば、就労規定に宗教上の戒律についての特例条項を追記すればすむと思いました。

正直、日本にきたら日本の流儀にあわせてほしいですね。
俺たち島国の住人はそうやって2677年生きてきたので、外国人にだけ都合のよい多文化共生とかよその国でやってくれと思います。
きれいごとは多発する外国人犯罪をなくしてから考えたいのです。
日本が好きで日本にくる外国人は歓迎しますが、そうでないならゲットアウト。
by: てかと * 2017/11/01 13:13 * URL [ 編集] | page top↑
てかとさんへ

「豚肉」は食べるなと言われれば食べませんし、「禁酒」を医師から指示されればお酒は我慢します。
しかし、断食はあまりに負担が大きすぎます。
しかも、水までのまないとなると、命にかかわる問題です。
それでも、人類の4分の1か5分の1は断食月には戒律を守っているのですから、信仰の力というのは強いものがあります。

「宗教上の戒律についての特例条項」を雇用契約で記載すると、特定宗教を差別するということで、それはそれで問題視されるかもしれません。
昨日、お話をされた人は研究職のかたで、おそらくは会社への貢献度は高いのだろうと推測しています。
だから、会社としても事を荒立てたくないのでしょう。
なお、勤務時間中でも礼拝は決められた時間になると必ず行うそうです。

日本に悪感情を持っている特定アジアの人でも、実際に日本に来てみて、逆に大好きになった、という話はよく聞きます。
日本に対して、自国で言われていたことは全くのウソであったと気づくから、態度が変わるのでしょう。
そういう意味では、日本が嫌いな外国人にも積極的に来てもらったほが、日本の国益にはプラスになるかもしれません(笑)。
by: 声なき声 * 2017/11/01 13:53 * URL [ 編集] | page top↑

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Author:声なき声

昭和27年に生まれ、平成29年に職業生活をリタイヤ。 現在、北摂のマンションに在住。   

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