FC2ブログ

3月10日(金)

偶然とか、たまたまということは、やはりあるものだ。

私の勤務先の会社にまつわることを調べていたら、あろうことか、元従業員の書いた体験談を見つけたのである。

某転職サイトに書かれた文章で、勤務先での待遇や働き方、裏情報などを記していた。

「年齢」「営業職」ということから言えば、当社のような小規模会社であれば、それが誰であるのか、ほぼ特定できる。

じっくりと読んでみたが、想像以上に好意的に書いていたのには驚いた。

というのは、彼は、事実上、ケンカ別れで会社をやめていったのである。

頭はいいのだが、なぜか人間関係でぶつかることが多かった。

直属の上司というか先輩と激しい口論になったのがきっかけで、他の部署に異動になり、そこでもまわりと合わず、最終的には、会社を去っていった。

退職の挨拶もなかったから、彼自身、当社に好印象を持っているはずがない。

そんな彼だから、あることないことを書き並べ、一種のネガティブキャンペーンを展開するのだろうと思っていたが、全く違う。

会社を悪く言っていたのは、「給料が安く、昇給もわずかであった」という点だけ。

ほかは、こちらがくすぐったくなるほど、いいことづくめの表現である。

「業績が良ければ期末賞与が出る」「日常の仕事は思いっきり任せてくれる」「車通勤が認められているので助かった」「ソフトな雰囲気が漂っている」「上の人から若い者に声をかけてくれる」等々、まるで人事募集のときのキャッチコピーのようなフレーズが踊っていた。

思わず笑ったのは、「社員食堂のカレーライスがおいしい」と・・・・。

彼のこの変化が私には、理解できない。

当社をやめて、次に入った会社が、もしかしたらブラックであったのだろうか?

ブラック企業に比べれば、私の勤務先なんて天国だろう。

怒鳴られることはないし、徹夜仕事もない、おまけにカレーライスはスパイスがきいていておいしいのだから、3日勤めればやめられない(笑)。

「あの会社をやめるんじゃなかった」の一種の望郷の思いに駆られつつ心を許してしまい、賛辞を書き連ねたのかもしれない。

もちろん、私の妄想だが、恨みをのんで辞めた会社を称えるのだから、何か大きな変化があったに違いない。

去年の1月に退職していて、約1年の間に、彼の心を大きく揺さぶる何かがあったのだろう。

今までのいきさつはいろいろあったが、何年かは縁のあった人間だし、どうか彼には体もマインドも元気でいてほしい。

 
19 : 45 : 50 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(8) | page top↑
<<3月11日(土) | ホーム | 3月9日(木)>>
コメント
辛い
寮はカレーライスが出過ぎで飽きます
by: やまもっち * 2017/03/10 21:09 * URL [ 編集] | page top↑
やまもっちさんへ

私の会社では、2週間に1回、カレーが出ます。
私など、カレー大好き人間ですので、できれば、1週間に1回は食べたいのですが。
by: 声なき声 * 2017/03/10 21:13 * URL [ 編集] | page top↑
おはようございます。
失った物は、良く見えるからじゃないでしょうか

夫の会社でも、一回辞めて 
また、戻ってくる人が 結構います。
不満を持って辞めたのに・・(笑)

名作「青い鳥」のように
幸せは、自分の手の中に有るのに
隣の芝生のように、他が綺麗に見えるのでしょう。
by: ヨンヨン * 2017/03/11 05:57 * URL [ 編集] | page top↑
ヨンヨンさんへ

私の職場でも、退職したものの、その後、もどってきて再入社した人は何人かいます。
現実の社会の厳しさを知っただけに、不平不満はほとんど口にしません。

ただ、彼の生き方としては、カムバックは考えなかったのでしょう。
一途な気持ちを持っていましたし、人間関係の修復はかなり困難でしょうから。
by: 声なき声 * 2017/03/11 06:54 * URL [ 編集] | page top↑
カレーが食べたくなってきた・・・
by: てかと * 2017/03/11 10:57 * URL [ 編集] | page top↑
てかとさんへ

カレーは、日本での国民食の位置づけにあります。
学校や企業の食堂でのアンケートでも、アット的多数で、人気メニューの上位に入っているほどです。
あの匂いを想像するだけで、食欲がわいてきます。
by: 声なき声 * 2017/03/11 11:26 * URL [ 編集] | page top↑
こんばんは♪

距離をおくことで分かることはあると思います。
その方もそうだったんでしょうね。
by: きっちゃん♪ * 2017/03/11 20:39 * URL [ 編集] | page top↑
きっちゃん♪ へ

もし彼がわかってくれた、というのであれば、私としても本望です。
これで、お互いに悪感情は持たなくていいのですから。
by: 声なき声 * 2017/03/11 21:44 * URL [ 編集] | page top↑

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
https://koenakikoe.blog.fc2.com/tb.php/2453-01708455
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |

プロフィール

声なき声

Author:声なき声

昭和27年に生まれ、平成29年に職業生活をリタイヤ。 現在、北摂のマンションに在住。   

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する