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2月21日(火)

関西の某大学で、講師が差別発言をしたと問題になっている。

この女子学生がジョックを受けたことは事実のようだから、言った側としては責任を問われることは、避けられないだろう。

しかし、もし当事者の女子学生が「ユーモア」として受け止めていれば、事態は全く異なった展開を見せているはずだ。

少なくとも、3年も経ってから大きな問題になることはなかったと思う。

思い返せば、私の中学生時代までは、たとえば「クロンボ」という言葉は差別でもなんでもなかった。

平気で、学校の先生も私も、日常用語として使っていた。

逆に、夏に真っ黒に焼けている子供を健康的だとして賞賛する言葉でもあったのだ。

夏休みなど、どれだけ日焼けしたかを競う「クロンボ大会」は各所で頻繁に開かれていた。

「顔が真っ黒」と言われることは、男の子にとっては大きな勲章であったのである。

しかし、いつの頃からか、「クロンボ」は差別用語となってしまった。

著名な絵本である『ちびくろサンボ』までもが発禁処分になったが、どこをどう読めば黒人蔑視につながるのか、私には理解できない。

いま、売れっ子の漫才師には、自分の髪の毛の薄さをアピールして笑いをとっている人もいる。

全く逆に、現実社会には、髪の毛が薄いことを著しく気にしている人がいるのも事実である。

つまるところ、言われた側の受け止め方にかかっている問題だと思う。

今回の事件にしても、講師のユーモアセンスがなかったか、あるいは、発想が非科学的であったという点が批判されるのならまだしも、差別という視点で槍玉にあげられるのには、私は方向性が違っているように感じる。

 
20 : 27 : 41 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(10) | page top↑
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コメント
難しいですね
by: やまもっち * 2017/02/21 21:06 * URL [ 編集] | page top↑
やまもっちさんへ

究極的には、人間の感情の問題だと思います。
「難しい」のは、その点が原因しているのではないでしょうか。
差別と感じるか、あるいは、単なるジョークとして受け止めるか、人によって違うかもしれません。
by: 声なき声 * 2017/02/21 21:17 * URL [ 編集] | page top↑
(y^ω^)yこんばんは~☆
(y^ω^)y おっしゃること判ります、アメリカでも、トランプ大統領の誕生は、自由な発言がしたいから彼を受け入れたヒトも多いらしいですものね。彼は自由すぎる気もしますが(笑)
by:  匠石 戒丘 * 2017/02/22 00:43 * URL [ 編集] | page top↑
匠石 戒丘さんへ

トランプさんがイスラーム諸国からの入国禁止処置をとったのも、「差別」という批判がなされています。
が、テロの危険性を少しでも減らしたいとの発想からの命令と理解すれば、決して「差別」ではないと思います。
なんでも「差別」を叫びすぎる人が目立ちます。
by: 声なき声 * 2017/02/22 05:28 * URL [ 編集] | page top↑
おはようございます。
今の世の中は、敏感になり過ぎて、
冗談も言えなくなって居ます。

言う側は、軽い気持ちで言うのだと思いますが
受け取る側の受け止め方でしょうね。

それにしても、原発の事を
冗談にするのは、
言う側に問題あり!かも知れないと思います。

『ちびくろサンボ』を問題にするのは
納得が行きませんね。
可愛い良い絵本と思いますが。
by: ヨンヨン * 2017/02/22 05:50 * URL [ 編集] | page top↑
ヨンヨンさんへ

本当に、冗談も気軽には言えない風潮が出てきました。
政治家の「失言」がときおり問題になりますが、あまり目くじらを立て過ぎると、何も言えない雰囲気が出てきます。
特に、言葉の一部分だけを取り上げて「失言だ!」と攻撃する風潮はいかがなものかと思います。

『ちびくろサンボ』なんて、もっと積極的に読んでもらうべき良書だと思います。
by: 声なき声 * 2017/02/22 07:28 * URL [ 編集] | page top↑
こんにちは♪

今は過敏ですよね…
おっしゃるように私や親の世代は
すごい差別用語の連発でした。
ひとつの言葉の中には悪い意味だけではなく
いろいろな意味があると思います。
by: きっちゃん♪ * 2017/02/22 13:13 * URL [ 編集] | page top↑
困ったものです(。・?_?・。)ムゥ…
共感です。
差別用語とやらに、あまりにも敏感に反応する人々には困ったものです。
あげ足とり……大阪弁なら『イチャモン』レベルの過剰反応ですよねぇ。

昔は大らかでした。
先生から拳骨食らったり、からかわれたり……。
こら~、アホ、ボケナスは日常用語でした。

真綿でくるむような言動の制限が、
耐久力の欠落した子供たちを育てると、
解らないのですかねぇ。
by: 風子 * 2017/02/22 13:59 * URL [ 編集] | page top↑
きっちゃん♪へ

いまは、常軌を逸して言葉づかいに、過敏になってきています。
大阪弁で「あほ」というのも、広い意味での差別用語になるらしいです。
しかし、たとえばお酒の場での「あほ」という言葉は、「おもしろい!」と同じ意味を持っていることが多いのです。
そのあたりの微妙なニュアンスを無視して、ひとくくりで「差別だ」というのは考えものだと思います。
by: 声なき声 * 2017/02/22 15:08 * URL [ 編集] | page top↑
風子さんへ

ご理解をいただき、ありがとうございます。

今回の一件にしても、「心ない発言」という表現をされるのならともかく、いきなり「差別発言」となる点が、腑に落ちません。

「子供」を「子ども」に、「婦人」を「女性」に置き換えたところで、問題の本質が変わるわけでも何でもありません。
逆に、解決すべき問題を避けて通っているような気が、私にはするのです。
by: 声なき声 * 2017/02/22 15:16 * URL [ 編集] | page top↑

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Author:声なき声

昭和27年に生まれ、平成29年に職業生活をリタイヤ。 現在、北摂のマンションに在住。   

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