地域の少年野球大会の開会式があった。
センバツと一緒で、小学生たちにしてみれば、新学年になって初めての大会である。
開会式には、地元の市長や議長、国会議員がご来賓として参列された。
そして、選手たちに対しての「挨拶」をされるわけである。
選手は小学生ばかりであり、中には、2年生や3年生もいるのだが、相手のレベルにおかまいなく、平気で「混沌」やら「群雄割拠」などの言葉を使っている人もいる。
非礼を承知で言うが、自分の話す言葉を相手にわかってもらおうという意思がないのだろうか。
選挙のときの演説は上手なのだろうが、コミュニケーション能力の点では、疑問符をつけざるを得ない。
もちろん、その一方で、子供たちにうまく話されるかたもいた。
ご自身も野球をやっていて、試合でエラーをした時、チームメートが励ましてくれた、そんな仲間を大事にしたい、との体験談であった。
子供たちは、そういった具体的なイメージが浮かんでくる話であれば、結構、耳を傾けている。
相手を見て話をするというのは、ある意味、政治家に求められる資質の一つではないかと思う。
アメリカ大統領選挙で、何かとお騒がせのトランプ候補なんて、その点は長けているのではなかろうか。
こんにちは♪
来賓の挨拶は簡略にしてほしいものです。
まして、小学生相手ですと…
選抜の開会式も何人もしないでいいと思います。
夏の大会ですと、挨拶の時間はすこぶる短いです。
選手の中には、暑さにやられて倒れてしまう子がいますので、短縮モードになっています。
来賓のかたも、特に選挙を控えた人は、つい熱が入ってしまうようです。