かかりつけのクリニックに行った。
なぜこの日を選んだのかというと、イブだから、すいているのではないか、との期待感からである。
毎年、冬になると、このクリニックの待合室がいっぱいになる。
インフルエンザの予防接種を受ける人が押し寄せるからだ。
小児科も併設しているので、子供が予防接種を受けることも多い。
しかし、イブには、注射よりもケーキを選ぶはずだと、私は予測を立てた。
実際に行ってみたら、私の希望的観測はみごとにはずれた。
午後7時ちょうどにクリニックに入ったが、待合室は座る席がないほど満員御礼状態。
どうやら、インフルエンザの予防接種ではなく、風邪引きの患者が多かったようである。
予防接種なら、比較的、短時間で終わる。
しかし、風邪引きということであれば、きちんと診察しなければならない。
結局、私の順番が回ってきたのは、午後8時20分。
1時間20分待ちで、通常の日よりもはるかに長い待ち時間であった。
どうも、私の「読み」は浅いようだ。
深く反省する。