選挙での投票年齢が、「18歳」にかわるのに連動して、酒やタバコも「18歳」から認めてはどうかという発想が出ている。
私は反対である。
とりわけ、喫煙に関しては、健康上、百害あって一利なしの嗜好である。
ニコチン依存症と診断されれば、健康保険での治療が認められるような疾病の原因となる行為を、年齢を下げてまで容認するなんて、論外だと考える。
酒にしても、本来は、社会性が身に付いて来た時点で飲用を認めるのが、妥当ではないか。
たとえば高校野球の優勝チームが、祝勝会の場で、ビールを飲む選手とジュースを飲む選手を確実に区分けすることができるのだろうか?
現在も、大学に入学して新入生歓迎コンパで、20歳未満と承知しながら、アルコールを飲ませているのが実態である。
社会的に好ましくない事態が拡大するだけだから、喫煙や飲酒を「18歳」からとする考えには、私は反対する。