1年がかりで取り組んできた「ものづくり補助金」の交付が決まったと、郵便で送られてきた。
今月末に補助金を振り込んでいただけるとのこと。
小躍りしそうなほど、うれしい話だ。
郵送の文書は事務的な定例文ではあったが、私には、思いを寄せる人からのラブレターを読んでいるかのような陶酔感があった。
去年の4月末から手をつけ、計画書や申請書、報告書など、多種の書類を担当官庁との間で何回もやりとりした結果の決定である。
それにしても、作業のプロセスでは、官庁独特の細部にこだわる姿勢には、うんざりした。
要するに、どこから突っ込まれても文句の出ないよう体裁を整えることに、異様なまでのエネルギーを注いでいるのである。
しかし、補助金というものの性質上、書類をきちんと整備しておかなければならないのも事実である。
いろんな意味で、いい勉強をさせてもらった。
今晩は、ひとりでささやかな祝杯をあげた。
といっても、いつもと同じ、サントリー角のロックとミックスナッツであるが。
プロフィール
Author:声なき声
昭和27年に生まれ、平成29年に職業生活をリタイヤ。
現在、北摂のマンションに在住。
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