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10月15日(火)

コミュニケーションのズレによる誤解というのは、日常生活でもよく経験するものである。

先日、マンションの玄関ドアが動作異常を起こすので、専門業者に点検をしてもらった。(こちら

そのとき、点検の依頼をかけた管理人さんからは「無料の範囲で調べてもらうように頼んだ」との話を聞いていた。

ところが、今日、その業者から見積書が送られてきたのである。

金額は決して高額ではなかったものの、私にしてみれば「タダだと聞いていたのに心外だ」との思いがあって、担当の人に電話を入れてみた。

結構、長い時間をかけてのやりとりがあり、担当者から事実時経過を聴き取った。

その話を受けて、次は管理人さんに真相を確かめたのである。

そして判明したのは、次のような会話が交わされたのがきっかけであった、ということ。

管理人:「ドアの調子が悪いので、費用が発生しない範囲で調べてほしい。」
担当者:「私は営業員だから何とも言えない。技術者を連れて点検に行く。」

この会話で、管理人さんにしてみれば
「アフターサービスの一環で、無料で業者が点検してくれる。」
と理解したのだが、片や担当者は
「技術者が行くと言ったので、適正な派遣料はいただける。」
と認識したものと推測される。

管理人さんは「無料」ということを私に伝えたものだから、私はそれを真正面から受け止めて頭に入れていた。

極めて常識的に考えて、専門技術者が時間をかけて出張訪問するのだから、人件費が発生するのは当然のこと。

ましてや、今回は、「制御盤の経年劣化による動作不安定が不具合の原因」との結論まで得られたので、これはわれわれには大きな収穫である。

なまじっか、「無料」の言葉を聞いていなければ、この見積書を見ても、違和感は覚えなかったことだろう。

むしろ、「安い」と思ったかもしれない。

点検という作業の性質上、結果はやってみないとわからない。

事前におよその金額を提示することも、実際には無理だと思う。

おそらく、このドア会社では、点検の場合は一律この料金を見積金額としてあげているのではないか、という気がした。

世の中、「1+1=2」ばかりの世界ではない。


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ドア業者にしてみれば「安い」レベルの見積もりであったはず
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20 : 20 : 15 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(8) | page top↑

10月14日(月)

孫娘の幼稚園の運動会があった。

最初の予定は12日の土曜日であったが、台風接近の予報が出ていて、早くから14日に順延するとのアナウンスが出ていた。

これで、少なくとも3年連続の当初予定順延である。

祟りでもあるのかもしれない。

ただ、カトリック系の幼稚園なので、神主さんに”お祓い”をお願いするわけにもいかない。

天候には天候の都合があって、人知では計り知ることができないものだから、従容と受け入れるしかなかろう。

とはいえ、園の先生がたや関係者はそれこそ胃の痛む思いをされたに違いない。

ご心労のほどお察し申し上げる。

運動会が始まってからも、ときおり細かい雨がぱらつくこともあったが、無事に終えることができた。

ことし、変わったというのが、園児の直接の両親以外の入場チェックが甘くなった、ということ。

セキュリティーのために、昨年までは、両親のいずれかが認めないことには、祖父母は入ることができなかった。

今日は、門のところで園児のクラス名さえ言えば、即座に入ることができる。

幼稚園のクラスの名前なんて、おおよそ”さくら組””ひまわり組”などが一般的で、まさか”山口組”とか”田岡組”なんて存在しないと思う。

だから、適当に言えば当たるだろうし、直前の人が言ったクラスの名前をそのまま言えば、入ることができる。

事実上のノーチェックになった。

考えるまでもなく、保護者の親だからというので刃傷沙汰に及ばない、という保証はない。

一応のポーズとして、「チェックをしています」との姿勢を見せているのだろう。

それはともかく、下の孫娘の出たパラバルーンの演技は実に完成度の高い仕上がりであった。

もちろん、動画にとってある。

去年は下の娘は初の運動会ということもあってか緊張していて、見ていて気の毒なぐらいにビクビクしていた。

今年など、楽しんでやっていることがよく伝わってくる。

1年間の成長には確かなものがあったと実感した。

なお、この幼稚園では卒園生の参加競技もプログラムとして用意されている。

上の孫娘が卒園生であり、小学校1年生の部として出場し、4人で走って1位という栄誉に輝いた。

運動会が終わってからの食事会では、孫の二人とも話題の中心になっていたのは言うまでもない。


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去年も全く同じ店で焼き肉を食べた

20 : 20 : 26 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑

10月13日(日)

所属団体の総会があった。

どちらかというと形式的なもので、言うならば、出席するだけで任務は果たせるというお気楽な集まりだ。

多くの団体と同じで、総会と特別講演会、懇親会の3本立てになっている。

今回の講演会の講師は、その団体の会長が勤めた。

おそらくは、謝礼が安くて済むからではないかと、そんなゲスの勘繰りをしてみた(汗)。

その会長は76歳で、現役の社長である。

金属処理が会社の業務内容だが、航空機、自動車、医療機器などのジャンルに使われているとのこと。

パワーポイントを使って、1時間弱の講演なのだが、実のところ私には退屈であった。

その会長は、平素は軽妙な語り口が売りであって、味もそっけもない話題であっても、持ち前の話術でもって聞き手を魅了するのがお得意なのだが。

理由は、講演慣れしていないせいか、マイクを口から離れた状態で話していて聞こえにくいとか、専門用語がやたらと出てきて、聴衆としては意味がわからず、話の全体像をつかむことができなかった、という点にある。

もともと技術者出身であり、専門分野での博士号も取得しているのだから、知識レベルとしては申し分のない高さである。

ただし、専門家の間では通じる言葉であっても、基礎知識のない一般人相手となると、わかってもらえるとは限らない。

「不活性ガスで金属表面を噴射し、金属粉末を・・・・」なんて解説されても、チンプンカンプンである。

私は会場の中央ぐらいの席に座っていたが、メモを取りながら聞いている人はひとりもいなかった。

ノートパソコンを持ち込んでいる人がいたものの、入力している気配は全く見られない。

聴衆の大半は、あまり乗り気でないというのが偽らざるところだろう。

かといって、眠っている人もいなかったが。

しかし、多くの人が身を乗り出した部分もある。

ご自身の幼少期から学校時代までを、当時の写真を見せながら説明されたときは、笑い声も出るなど皆の関心を引いていたのは間違いない。

総括するならば、講演に魅力が欠けた理由は二つ。

まずは、マイクの使い方が適切でなかったこと。

これは慣れればすぐに修正可能だ。

もう一点は、テーマ設定が誤っていたこと。

具体的には、会長の会社そのものの紹介をしながら、業務内容として金属処理を手がけており、たとえば科学衛星はやぶさの部品にも使われいてること、などをプラスアルファしながら話していくほうが、聴衆にとっても興味を持って聞けたと思う。

私にとっては、その教訓を得たのが今日の講演での一番の収穫であった。


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懇親会ではまずはお寿司をキープするようにしている
20 : 20 : 33 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑

10月12日(土)

未明の3時半、強い雨の音で目がさめた。

台風19号がいよいよ近づいてきた。

当地は直撃は免れているものの、雨と風の強さは尋常なものではない。

念のために、バルコニーの箒とちりとりは仕舞っておいた。

台風への備えといったら、こちらではそれぐらいのことしかない。

予想針路の中に入っている関東では、そんなのんきなものではないようだ。

とりわけ、前回の15号の傷跡がいまだに残っている地域など、戦々恐々の思いにとらわれるのは、致し方ないことである。

警戒と対策を呼び掛けるのは当然のことだが、一部には過剰な声も聞かれる。

なんでも”地球史上最大級”とか現時点での最大クラスを超える”カテゴリー6”とか、ほぼデマに近い内容のものもある。

19号の予想最大瞬間風速が60m/sと見られているが、60年前の伊勢湾台風は75m/s(米軍観測で90m/s)だというから、この時点で”史上最大”は事実ではない。

あわて者が誤解して間違った情報を拡散したのか、あるいは意図して誤った情報を流布したのかは不明である。

ただ、毎回のこととはいえ、いたずらに不安を煽る言動には不快感を覆えてならない。

悪質なものではなくても、「躊躇なく避難」や「備蓄品の用意して」などの注意喚起を耳にすると、「ちょっと待てよ」と言いたくなる。

所定の避難場所に退避する途中でケガをした事例も多いし、また、水や食料品を買いだめしたことで、お店の在庫がからっぽになったとの話もよく聞く。

蚊帳の外の人間だから言えるのかもしれないが、マンションの場合だとよほどの事態でもない限りは室内にいるほうが安全である。

また食料にしても、停電になれば冷蔵庫も使えず、長期間にわたって保存がきくものではない。

何より、本当に必要としている人が欲しくても手に入らない恐れが出てくる。

不測の事態に備えて、物心両面での準備は大切であることは当然だが、それも過剰になると弊害も出てくる。


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外出せず、部屋の中で終日過ごした。
20 : 20 : 03 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(10) | page top↑

10月11日(金)

10月2日に、マンション玄関ドアの不具合を点検してもらったときに、制御盤の見積もりをあわせてお願いしておいた。

現行のものがかなり劣化しているようなので、価格が安ければすぐにでも交換しておくほうが安全である。

あれから約10日が経つのだがいまだに送られてこないので、しびれを切らして、こちらから督促の電話を入れた。

担当者は「すみません、まだ送ることができていません」と言う。

日本語の意味がすぐにはわからなかったが、おそらくは、忘れていたのだろう。

あからさまに言えないので、「送ることができていません」という不自然な言葉遣いになったのだと思う。

たぶん、こういった機械だからオーダーメイドではなく、標準品として規格の決まったものがあるはず。

だから、見積書を作るのにさほど時間がかかるはずがない。

担当者のウッカリさんであったことはほぼ確かだ。

しかし、そんなことはおくびにも出さず、「急いでいる」旨を伝えると、休み明けの火曜日には到着するようにメールで送ってもらうこととなった。

こういった場合、
「見積書が遅くなっている本当の理由は何か?」
などと問い詰めても、こちらの得になることはない。

不毛なやり取りの応酬に終始するのが関の山だ。

その上、お互いに悪感情を持つこととなる。

平然とした顔で、用件をちゃんと片づけていくことこそ、大人の態度だと思う。

話は飛躍するが、関電の役員が地方都市の元助役から多額の金品を受け取っていたことが大問題になっている。

メディアは真相解明を訴えているようだが、この一件も、くだんの元助役の”事情”を知ると、むやみに事を荒立てないのが賢明ではないかという気が、私はする。

関電の役員は公務員ではないし、送った側はすでに故人になっている。

何もなかったことにするのが無難である。

ちなみに、点検をしてもらった後の玄関ドアは機嫌よく開閉を繰り返している。

管理人さんの話を聞いても、点検後は不具合は一度も出ていないらしい。

だから、よほどの安い価格でない限りは、交換するべき必然性はない。

とはいえ、大まかな金額だけでも頭に入れておきたいのは事実である。

台風による停電でもあれば、いつなんどき寿命を終えるかもしれないし。


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不具合が何回かでも出ていれば話は進めやすいのだが
20 : 20 : 28 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(16) | page top↑
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声なき声

Author:声なき声

昭和27年に生まれ、平成29年に職業生活をリタイヤ。 現在、北摂のマンションに在住。   

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