部屋にはプリンターが2台ある。
中途半端なので不具合のあるほうのプリンターを処分することにした。
今まで、ブラザーのプリンターとキヤノンのとを併用してきた。
最初は2015年の暮れに買ったブラザーのプリンターだけで印刷をしていた。
しかし、3年ほど前からハガキの印刷ができなくなったのである。
急きょ、キヤノン製を買って、年賀ハガキの印刷には間に合わせた。
実際には、プリンターの用途はほとんどが年賀状の印刷である。
ただ、ブラザーのはインクの値段がわりと安いのが魅力であった。
そこで、A4印刷とスキャナー利用の目的だけのためにブラザーのも置いておくことにしたのである。
しかし、現実には2種類のプリンターを管理していくのは効率が悪い。
なぜか印刷をしなくてもインクは減っていくので、その補充をしなければならないから、ロスが大きい。
なので、ブラザーのプリンターの黒インクがなくなったら捨てる、と決めていたところ、昨晩にすべて使い切ったようで、エラーメッセージが出て動かなくなった。
ちょうど機が熟したと見て、今朝ほど、ブラザーのプリンターをはずし、パソコンからもデバイスとしての登録を削除した。
ハガキ印刷以外は使えるから、いま捨てるのはもったいないとの考えもあったが、そうなるといつまでも2台を置いておくこととなる。
インクも買わなければならないから、さらに費用がかかってくる。
見切りをつける時期が遅かったぐらいだ。
なお、私の市では、プリンターは小型複雑ごみとして捨てることができる。
うまくしたもので、明後日の土曜日が収集日になっている。
プリンターで7年半の命というのは長いのか短いのかはわからないが、けなげに働いてくれたものだと思う。

デジタル化がさらに進めばプリンターの利用は少なくなっていくだろう
先月に買ったクルマの一か月点検を受けてきた。
WBC観戦はしばし中断したが、点検は以前に予約済みであったので、これはやむを得ない。
中古車とはいえ、メーカー系のディーラーはアフターケアを入念にしてくれる。
やはりトヨタの名前が冠されているとなると、そこが違う。
購入した店から紹介を受けた店舗に行ってきた。
買ったときの担当者の配慮で、前に住んでいた家の近所にある同じ系列のお店を教えてもらったのである。
そのお店に入るのは初めてであったが、地元なので以前からよく知っていたし、まわりの光景が見慣れていて安心感があった。
担当の人との雑談では、おヤクソクのようにWBCの話題に及んだ。
彼は、実は野球には普段はあまりに興味がなく、国内プロ野球の結果を気にすることもない、と言う。
だがしかし、このWBCとなると別問題のようだ。
昨日は休みであったということもあって、試合は最後までテレビにかじりついて見ていたらしい。
彼も視聴率に興味を持っているとのこと。
ことほどさように、このWBCは人々の関心をぐいぐいと引寄せたイベントであったと思う。
点検を終えて、制限速度を守りながらも大急ぎで帰宅し、パソコンに向かった。
今日の戦いも心の休まるときがなかったものの、最後には侍ジャパンが優勝を決め、私も大いに満足した。
なぜか日本人が久しぶりに自信を取り戻したような気がする。

侍ジャパンの優勝祝いにイチゴを食べた
朝の8時からアマゾンプライムでWBCを見た。
朝型人間の私にとっては、朝に試合が始まるというのは助かる。
なお、これは私に限ったことではないが、今日は祝日と来ているからお休みの人も多かったのではないか。
5日前の対イタリア戦の視聴率が48%らしいが、休日で準決勝となる今日は、おそらくはそれを上回っていると想像している。
WBC観戦をめぐっては、お手伝いをさせてもらっている小学生野球チームでも、今日の午前中は練習を休んで家で試合観戦をすることになった。
監督が他のスタッフとも相談のうえ決断したのだが、私は適切な判断であったと考えている。
3月は年度がわりの時期に当たっていて公式戦はないし、子供たちにしてみれば、WBCが気になってほかの何事も手がつかないに違いない。
大阪府の大会に出ることに夢や憧れを感じているぐらいだから、超一流選手が国を代表して世界一を争っている大会など、垂涎の的そのものだろう。
家で観戦するのは、日常練習半日分の値打ちは十二分にある、と私は思う。
ところで、試合は、まるでスポーツアニメかと見まがうようなドラマチックな逆転サヨナラで侍ジャパンが勝った。
いつぞや、サッカーの大会で日本チームがブラジルチームに勝ったのは、今日のWBCの試合が開催されたマイアミの地であった。
マイアミには日本びいきの神様がいらっしゃるのだろうか、それともサヨナラ打を放った「村神」様が霊験あらたかであったからなのか。
とにかく、私には神がかりとしか思えない逆転劇であった。
明日はUSAと決勝戦、ここまで来たら負けられない。

スタンドには民族衣装を着て応援している人の姿があった
駅前のATMで、娘から預かった預金通帳の記帳をしてきた。
娘の元夫からの養育費が振り込まれる口座である。
本来は、毎月、ちゃんと振り込まれているかどうかのチェックをして、万が一、月末までに入っていないと元夫に督促をしなければならない。
弁護士からも言われているし、世間常識からいってもそうである。
ところが、娘はときたまにしか記帳をしないという。
そんな大事なことをなぜ怠っているのか訊ねたところ、
「通帳に相手の名前が出てくるので、それを見ると辛くなる」
と、ポツリと答えた。
言われてみて、初めて私もそのことに気がついた。
あらためて娘が受けてきた仕打ちの深刻さに思い至った次第である。
いずれにせよ、そういった事情だから、オンラインでの通帳に変えたところで、娘の受ける心理的なダメージは同じだ。
妻も、
「あの名前を見ただけで不快感がこみ上げてくるから、毎月の記帳なんてやりたくない」
と言っている。
そこで、私にお鉢が回ってきたわけである。
そういえば、彼が下の孫娘の誕生日にプレゼントしてくれたぬいぐるみがあるのだが、妻も娘もそれを見るだけで気分が悪くなる、と言っていた。
孫がそのぬいぐるみを気に入っているだけに、妻も娘も、余計にいまいましい思いがこみ上げてくるらしい。
この通帳記帳を私が引き受けたのを喜んでもらえているようで、少しは救われた思いがする。

娘の好きそうなデザインの通帳である
昨日、外出から帰ったら、郵便受けに不在配達票が入っていた。
マンションの部屋を賃貸に出しているが、その管理を委託している仲介会社からのものであった。
用件は前もって聞いていて、入居されたかたの駐輪場使用申請書が送られてきたのである。
その申請書には、部屋の所有者の記名押印も必要だという。
それはいいのだが、簡易書留で送られてきたので、その不在配達票を持って郵便局の本局までいかなければならない。
これが出かける前であれば、その流れで郵便局まで行く気にもなるが、出先から帰ってきてまたクルマに乗って走ると考えるとなると、より負担を感じる。
夕方は大相撲もセンバツも見たいし、私の気持ちはそちらに向かっている。
ちょうど月曜日にその郵便局の近くに行く用事があるので、月曜日であれば一石二鳥だと思って、一旦はそうすることにした。
しかし、冷静に考えると、月曜日にその申請書を受け取って即送り返したら、到着は翌日の火曜日となる。
実はその仲介会社は火曜日と水曜日が定休日であり、手続をするのが木曜日以降となる。
入居者にしてみれば、もしかしたら今か今かと首を長くして待っているのかもしれない。
だとするとお気の毒だ。
そんなわけで、今朝一番の私の用事が郵便局行きであった。
郵便局で簡易書留を受け取って、局の中で、同封されていた申請書に名前を書き捺印し、返送した。
レターパックで送り返すようになっていたので、おそらく明日には仲介会社に到着するだろう。
その会社は、顧客への郵便はすべてレターパックか簡易書留である。
プライバシー保護のために、普通郵便は使わないことが、社内でルール化されているのだろう。
それにしても、これだけ各種のテクノロジーが発達した時代なのに、逆にだんだん不便を感じる世の中になってきたと思う。

駐輪料金はひと月100円である
プロフィール
Author:声なき声
昭和27年に生まれ、平成29年に職業生活をリタイヤ。
現在、北摂のマンションに在住。
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